パソコンに取り込んだ古い写真を見ていたら自分の撮影第一弾の写真を見つけました。
41年前の1965年5月です。小学校の修学旅行です。山陰本線の余部の鉄橋から下を写したものです。いつか強風で列車が落ちたあの鉄橋です。
私の出身地は鳥取県の米子市です。当事、修学旅行は京都でした。乗り物は蒸気機関車です。
カメラはどんなものだったか覚えていません。確か「科学」という名前の月刊誌があり、小学校を通して購入していたような気がします。その付録で付いてきた非常に原始的なものではなかったかと思います。フィルムも35mmではなかったと思います。ピントが甘かったのか、手ぶれしているのかよくわかりません。しかし、自分でシャッターを押した最初の写真には間違いありません。
これは1970年8月で、四国の大歩危小歩危の川下りです。友人と二人で行った四国旅行の時です。
唯一持っているカメラが写っている写真でした。カメラのメーカー名などはわかりません。
この写真も四国旅行のものです。高知のはりまや橋です。何ともレトロな風景です。
写真とは本来はこうした記録や記念を撮るために生まれたものだと思います。当事としては何の変哲もない写真だったと思います。しかし、こうして数十年経った今見ると、きれいとか構図がよいとかではなく、自分の記憶の片隅に埋もれていた、本来の自分という姿が見えてくる気がします。
写真一枚には一冊の小説を上回る感動が秘められているかもしれません。
やはり、写カットライフ的な人生を送りたいと思います。
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