闘病日記 <5年前、2001年8月30日木曜日>
午前中は比較的暇であった。ベッドのシーツ交換をしたくらいだ。
午後は大忙しであった。昼食抜きでアイソトープの検査。これは心臓の輪切り写真を作る検査だ。約30分かかる。その後部屋に戻りしばらくするとリハビリだ。今日も500mだ。不整脈は相変わらずだ。
その後は栄養士の人が来て今後の食生活のコンサルティング。カロリーは1600~1800Kcal以下。塩分は6g以下に抑えなければいけない。これは動脈硬化を予防するためだ。病院食で味が物足らないと思ったことは無い。塩分とカロリーは苦にならないが美味しくないだけだ。アルコールは適度であれば大丈夫のようだ。ただ、酔っ払うと心臓にかなりの負荷を与えるらしい。そういった飲み方は厳禁だ。30分くらい話を聞いた。
その後、主治医のI先生から今回の病状について詳しく聞いた。話は別の部屋であった。自分の手術の映像がCDに動画として記録されているのだ。映像とは心臓の動脈の映像だ。詰まった場所の発見からバルーンを入れて開通させステントを設置するまでの流れが全て記録されていた。
心臓のダメージは下部三分の1が壊死しているとのこと。これくらいでは普通の生活はできるようだ。心筋は壊死した部分は再生しないとのこと。
今後の注意事項として肺水腫(呼吸困難)を注意しなくてはいけない。活動も息切れしない程度の運動。息切れしたらすぐに休む。体重が1週間で3~4Kgも急激に増える現象。胸が詰まるような症状。ニトロは常備する。水分は取り過ぎない。心不全を起こす。・・・その他費用面も含めて1時間くらい話を聞いた。
これはつまり、48歳にして第2の人生を再スタート(リセットスタート)せよというようなものだ。生活習慣など180度転回となるだろう。
今日の写真は、この間撮影した天王洲の運河、高浜運河の水面を撮したものです。
水の揺らぎはリラクゼーション効果があるそうです。
何気ない風景ですが、写真としてカットしてみると面白みが出ることがあります。
自己満足でしょうが、撮った写真で楽しめればよいのです。
全てのフィルムの現像が終わりました。これから暇を見つけてスキャンします。おもしろい写真があれば良いのですが・・・・・・・。
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