写カットライフ

写真を通して人生を楽しみたい。
道具に凝るのもよし、撮影技術を磨くもよし、写真をテーマに楽しみ方を綴ったブログです。

5年前の闘病記録 9日目 命の重さ

2006年09月01日 17時37分24秒 | 健康について

闘病日記 <5年前、2001年9月1日土曜日>

 

6時半頃起きた。テレビをつけると新宿歌舞伎町の雑居ビルで大火災があったようだ。44人も亡くなったらしい。運命とは何であろうか。自分のように運よく助かったり、全く元気な44人がいとも簡単に死を迎える。不思議なものだ。
今日は検査は無い。リハビリだけだ。薬の中で利尿作用の強い物はやめた。心臓の周りに溜まっていた水は出たようである。不整脈を抑える薬(アーティスト、交感神経の敏感さを抑えるが心臓の働きも弱めてしまう)を増やすかもしれないと言われた。今は通常の4分の1らしい。苦しくなければ不整脈は気にしなくて良いという。しかし、気持ち悪い。
リハビリは今日が最後だ。今日は階段2階分であった。不整脈は結構出た。終わった後、床屋に行きたくなった。看護婦さんの許可をもらい床屋に行った。勿論妻には付き添ってもらった。久々の床屋だ。後ろとか横を刈り上げてもらった。さっぱりとして気持ちが良い。
夕方、主治医のI先生から月曜に採血と心臓のレントゲンを撮り、問題なければ火曜に退院できると言われた。びっくりした。ずいぶん早い感じだ。本来ならうれしさを強く感じなくてはならないが、そうではなかった。大丈夫なのかなあといった感想であった。

 

 今日の写真は家の近くの平井大橋から見た荒川の夕景です。2002年9月の写真です。リハビリのためよく歩きました。

 

 

以前も書いたかもしれませんが、夕陽を見ると生きている実感をしみじみと感じます。

最近、人命の重さがわからなくなっているような人達が増えた気がします。ニュースを見て何とも思わないのでしょうか。ニュースも見ないのかもしれない。先に書いた新宿歌舞伎町火災事件の犯人も捕まっていません。
自分の身は自分で守ると言うことも、忘れてはいけない今日この頃です。


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