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一花一葉  NewTraditional IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

2002- 中世古城の花

2020-02-21 | 生け花

  一月初め、神戸画壇の重鎮 石阪春生氏の 訃報が報じられました。昨年12月24日に 亡くなられていたそうです。

ポートピアホテルのギャラリーで度々個展をされ、私も同じギャラリーでの花展開催がご縁で先生には数度 ご高覧いただきました。

 先生の描かれる女性像は、師である小磯良平氏とは 真反対の位置にあり 少し憂いを含む神秘的で洋風な美人画を描き続けられました。

 最後にお目に掛ったのは 昨年秋のギャラリーで 年齢にしては(失礼)  高カロリー過ぎる 大きなチーズの塊を口にして 「体力維持のためのエネルギー源ですよ」と笑っていらっしゃったときだと思います。その秋に、新制作展の出展大作はとても力強く 先生の魅力が詰まった渾身の作品だと思いました。

 ポートピアギャラリーで、良い姿勢の背中を見せてダンディーな先生のお姿が見ることが出来ないのは寂しいですね。

 花材 ・バンダ ・ユーカリ ・ストック

 花器 ・スェーデン製  スモーキー・クリスタル・ガラス器

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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