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一花一葉  NewTraditional IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1910- 拓く

2019-10-27 | 生け花
 二泊三日で、愛媛県の佐田岬へ出掛けました。一年少し前に、神戸からこの地へ移住した 若いご夫婦のお宅への訪問が目的です。
お二人は、広い休耕地を借りて種から 藍を育てて藍染をする事に成功しました。

 長い岬の中ほどにある尾根にあるロッジ風のお宅から、車で10分位の処にその畑がありました。
かなり急な坂道を下って 到着した畑は四方を すり鉢状の雑木に囲まれた牧場跡地です。古い牛舎も残っていて、岬特有の強風から 雑木に守られた畑には 今年最後の蓼藍の可憐なピンクの花が育っていました。
 小雨に煙った、その花はとても幻想的に思われました。間もなく 次の季節のための種を収穫する時期だとのこと。

 一面、草に覆われていたであろうこの地を拓いて この花を咲かせたお二人の努力・信念に心から敬服の念と拍手を送ります。
畑の傍の、三つの甕で発酵を続けている 藍の液に頂いた「バンダナ」を入れて人生初めての藍染を体験しました。
 染め上がった、きれいな藍色に明るいお二人の未来を予感します。

 花材 ・鉄砲ゆり ・スプレー菊 ・ミニカーネーション ・カスミ草 
 花器 ・船形 ブルー水盤 敷物・・岬藍染のバンダナ



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