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一花一葉  NewTraditional IKEBANA 

徒然なるままに・・季節の植物に 心を遊ばせて

1902- 春浅く

2019-02-08 | 生け花
 最高気温が10度を下回る日々が続くと 暦の上の春の意識も遠のいてしまいます。
そんな時、街の花屋さんを覗いてみると そこはもう春の空気が満ち満ちています。チューリップのピュアーな黄色、緋ぼけの口紅を差したような紅色、そして路地では固いモクレンまでも膨らんだ蕾から 春のメッセージを今にも告げそうです。
 春の足音は、まだまだ遠いけれど 確かに近づいています。

 庭で、今年初めてのフキノトウを見つけました、昼食のお味噌汁に刻んでパッと散らすと独特の苦みと春の香りが口いっぱいに広がりました。

 花材 ・モクレン ・緋ぼけ ・チューリップ
 花器 ・有田焼 青磁壺

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