6月20日、シネマサンシャイン姶良で上映中の「万引き家族」を見てきました。この映画を見ようと思ったのは、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した作品だったからです。
この映画の内容は高層マンションの谷間にポツンと取り残されたような平屋に暮らす、血縁関係のない疑似家族がこの家の持ち主の年金を当てにして暮らし、不足する分は万引きして補うような生活をしている。
冬のある日、近隣の団地の廊下で凍えている女の子をみかねて連れて帰る。体中傷だらけの子をみかね、一緒にくらすようになる。テレビで誘拐騒ぎになっていることを知り、帰るように勧めるが、女の子はかえろうとしない。
血縁関係はなくても疑似家族として楽しく暮らしていたが、ある事件がきっかけで疑似家族はバラバラになっていく・・・
家庭内暴力で居場所のない子供、万引きを教える大人など、社会の底辺に暮らす人たちが、家族のぬくもりを求めて寄り添って生きる様子を深刻にならないように描いた作品でしたが、家族のありかたについて考えさせられる内容でした。
参考のため、掲示されていたポスター等を写真に撮ってきたので添付します。
ポスター
チケット
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