8月7日、姶良市立中央図書館から借りてきた【中国拘束2279日「スパイにされた親中派日本人の記録」(鈴木英司 著)】を読み終わったので、その一部を紹介します。
著者は大学院修士課程修了。専攻は中国の政治外交で訪中歴200回を超える親中派。中国の4大学で教壇にたち、教え子も多く日中友好団体の理事なども歴任した人物ですが、中国でスパイ活動をしたとして、2016年7月、北京市公安局に拘束され、懲役6年の実刑判決を受け、2022年10月、刑期を終えて出所し、日本に帰国した人物です。
中国では逮捕前に「居住監視」という名の監禁生活で過酷な取り調べが行われる実態や中国の刑務所生活の実態と刑務所内での交流で知った中国社会の腐敗の実態などが述べられていました。
中国では司法、行政の上に中国共産党が位置しており、法による支配は形式的で弱者には厳しく権力者にあまい社会構造になっていて、賄賂で司法の判決が覆ることもある不平等な社会だと感じました。
参考のため、本の表紙と目次等をスキャンして添付します。





