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F22戦闘機嘉手納機再飛来

2009年05月12日 | Weblog
先月まで沖縄のアメリカ軍嘉手納基地に一時的に配備されていた最新鋭ステルス戦闘機、F22戦闘機が再び今月からおよそ4か月間、嘉手納基地に配備されることになりました。

アメリカ空軍の発表によりますと、アメリカ本土のラングレー空軍基地に所属するF22戦闘機12機が、今月からおよそ4か月間嘉手納基地に配備されるということです。

また、パイロットや整備士などの要員もあわせて派遣されるとうことです。

F22戦闘機はアメリカの最先端の軍事技術を導入し、敵のレーダーにとらえられにくい特徴を備えた戦闘機で、おととし2月に海外の基地としては初めて嘉手納基地に3か月配備されたほかことしも先月までの3か月間配備されました。

今回の配備の目的についてアメリカ空軍では西太平洋地域の安全保障を支援するものとしています。

F22戦闘機の配備をめぐっては地元の嘉手納町議会がことし2月、訓練に伴って、記録された騒音の回数が、年間平均のおよそ2倍にのぼる日もあり、負担軽減とは逆行しているとしてF22戦闘機をはじめ、ほかの基地に所属する軍用機が、嘉手納基地に配備されたり、訓練を行ったりすることをやめるよう求める決議を行っています。

前回の配備が終わってから1か月足らずで再び配備が発表され、度重なる配備に地元の反発が予想されます。