80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

私の存在価値・・・。(2)

2018年04月01日 11時46分51秒 | 考える
※月※日(月) 今日もまた晴れ

人と人との出逢いは、本人が知らずとも気づかなくとも確実に起きている。
同様に人の寿命はそれを感じようが感じまいが、1日1日着実に減少している。


君は、私から見ると、ほとんど自由に、自身の意志で過ごしているようだ。
私は、常にそういった君を意識し、君の行動に左右されている。
結局、それを無視し得ないから、出来るだけ君から遠ざかり、君から逃げ回る。

これは、どうにも不合理な話だと自分では考える。

私の考えでは、人と人との関わりは常に同等であるべきだと思っている。
・・・が、よくよく考えてみると、それも少々無理な考えなのかも知れない。

やる事がないので、ひたすら、ものを想う。
ともかく書く。
おだてられ、乗せられて、・・・それはそれでいい。
意欲さえ失わなければ、継続できるはず・・・などと思う。

しかし、それを否定された時、自分がどう感じるか、どう行動するか?
今度は、それが課題となるだろう。

人間という以上、人は誰もが、誰かのためになくてはならない存在である
はずだ。
その裏付けとなる力、能力、それが私にはない。 ()
知力、体力、金、・・・どれも、現在の私には無いものばかりだ。
無一物・・・。

しかし、よく考えてみれば、誰もが無一物でこの世に生まれ出てくる。

ふと、道行く老人に眼をやる。 ()
彼は、現在までに自らの人生を全うしたのだろうか?

思うに、「結果の無い人生」に、一体何の意味があるだろうか?
そう・・・、であれば、現在までにお前の出した結果とは一体何だ?
金は無く、人間関係も無く、他人に誇れる実績も無し。

思うに、私は間抜けな時間を延々と過ごしてきただけなのだろうか?

自分の間抜けさを自覚して落ち込む事から、多少なりとも遠ざかるために、
今日もまた、部屋を飛び出し、ただ一人、虚しく人混みの中を歩く。

ただ忘れるために・・・。
( )