80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

風の叫び (7) 役立たず!! (再考)

2017年02月15日 07時08分55秒 | 考える
あれからしばらく考えてみました。

「役立たず」 ・・・とは、
言ってみれば、結局、その場限りの他人の評価でしかないですね。
少々、表現の仕方が悪かったかもしれません。

私の場合、他人から、上司から、仲間から、直接言われたわけでは
ありません。

自分では 「まだまだ何かやれるはずだ」 と思っているのに対し、
会社的には、新陳代謝、若い人、新しい人を受け入れざるを得ません。

会社という枠で考えるのではなく、もっと大きな社会的に見ても、
効率の悪くなってきた年寄りから切っていかざるを得ないでしょう。


それはよく分かります。 いや・・・、分かっているつもりです。 

私の場合、身障者にも関わらず、60歳定年の所、65歳まで延長して
使っていただいた、その点は凄く感謝し、納得はしているのです。


しかし、退職後、ふと、思い立って、もう一度と、新たな生き甲斐、
新しい職場を求め、職安を歩き回ってみると、65過ぎの老人を、新規
雇用する、そんな職場は、ほとんど・・・、というより、全くありません。

「お前さん、それは、今までが贅沢すぎたんだよ!!」
そう言われてみれば、確かにそうかもしれませんよね。

考えてみれば、定年後の何の技術も取り柄もない、しかも、すぐにも
70に手の届こうという老人を、前途有望な若者を差し置いて雇い続ける。
そんな経営者は、そちらの方がおかしいでしょう。


見るからによれよれの爺さんを、何のつてもないまま雇ってやろう
などという経営者は、はっきり言って、失格でしょうね。
 

それは、重々承知の上で、個人的には、なお働きたい。

はっきり言えば、働かねば、食わねば、この先、生きていけない。
年金だけでは、何とも心細い、と言うか、不足、不安なのです。

で、出来れば、何とか再就職を・・・となるわけですが、世の中、人余り。

先様の人事課にしてみれば、
「あなた、70歳でしょう、お爺さん。 
 ご自宅で、ゆっくりと隠居生活でもしてたほうが無難ですよ。
 残念ですが、あんたの仕事、ここにはもうございません。
 すでにお役御免ですよ。」
 ・・・と、なるわけですね。

どう考えても、こちらの分が悪い。

むーーん・・・。