吹く風も徐々に夏めいて今年も「逆さ蔵王」の季節がやってきました。
今回は「逆さ蔵王」が見られるスポットとして、「円田水田」と「川原子ダム」、「長老湖」を紹介します。これらは「みやぎ蔵王三十六景」として蔵王山がよく見えるスポットとして知られています。
1 円田水田(蔵王町)
村田町から県道25号線を登り、蔵王町に入ると広々とした田園地帯があり、手前に青麻山、その遠方に蔵王連山を望むことができます。ここがみやぎ蔵王三十六景「円田水田」のビューポイントとなります。
天気が良く、風も穏やかな日は写真のように水田に映る「逆さ蔵王」を見ることができます。稲が生長するまでの期間しか見られませんので、興味のある方はお早めに。
2 川原子ダム(白石市)
白石市から県道254号線を経由して、「宮城蔵王キツネ村」に向かう途中を左折した先に「川原子ダム」があります。このダムは昭和44年に完成し、白石市の水田約300㏊弱に用水を供給しています。ここでも天候が穏やかな日は写真のように湖面に浮かぶ「逆さ蔵王」を見ることができ、秋には紅葉も一緒に楽しむことができます。
3 長老湖(七ヶ宿町)
国道113号線で七ヶ宿ダムを越え、県道51号線に右折すると「長老湖」があります。
かつては長老沼という小さな沼でしたが、昭和3年に仙南電気株式会社(現東北電力)が横川水力発電所で使用するための貯水池として拡張し「長老湖」となりました。こちらでも写真のような「逆さ蔵王」を見ることができます。また、湖畔には遊歩道が整備されており、貸しボートも利用できるので、家族旅行やデートスポットにもオススメです。
農業農村整備部 A.K