今回は仙南地域の話題ではないのですが,先日,山元町の海岸防災林とクロマツ苗畑に行ってきました。
海岸防災林には,震災時の津波で壊されてしまった防災林を再生するために,蔵王町で育てられたクロマツの苗が植えられています。
計画では,10年間で1,000ヘクタールに500万本のクロマツの苗を植える予定だそうです
(ちなみに1ヘクタール=100m×100m)
クロマツ苗畑には,防災林に植えるクロマツの苗がコンテナで栽培されています。
コンテナで育てられる苗を「コンテナ苗」というのですが,普通に育てる苗よりも植樹までの期間が短く成長が早いのが特徴です。
コンテナに植えられた苗たちは,すくすくと成長中です。
今はまだ小さな苗たちですが,大きくなったら人々の命や生活を守る立派な防災林になるはずです。
苗たちの将来を想像しながら,防災林を訪れてみてはいかがでしょうか。
(林業振興部 S.Y)