仙南地域情報ブログ「見てイガイん!仙南の魅力」

宮城県仙南地域の魅力を発信していきます。

適期収穫に向けて令和2年産「だて正夢」地域栽培塾を開催しました

2020年09月17日 | 仙南の農業
 みやぎ米ブランド戦略の取組として推進している「だて正夢」は,今年産は県内で約840ha作付けされており,うち大河原管内では約20%を占める約189ha作付けされています。
 今年の水稲は,7月に低温・日照不足,8月には高温と厳しい気象条件が続きましたが,生産者のきめ細やかな管理により順調に生育し,「だて正夢」や「ひとめぼれ」などの中生品種は8月6日には出穂期となり,9月中旬には収穫適期を迎えます。
 本格デビュー3年目を迎える「だて正夢」については,米どころ宮城を牽引するトップブランド米としてお届けするために,9月9日に角田市と蔵王町の2カ所で「適期収穫」,「調製・出荷」に関する地域栽培塾を開催しました。
 現地検討では,8月から続く高温により登熟が進んでいることから,適期に収穫するよう,出穂後の積算気温や「籾」(もみ)の熟色の判定方法について周知しました。
 間もなく始まる収穫作業に向けて参加者は熱心に受講し,積極的に収穫適期の判定のほか高品質に仕上げるための乾燥・調製等,多くの質問が寄せられました。
 まもなく全国の皆様に仙南の美味しい「だて正夢」をお届けします。

角田市会場

蔵王町会場

「籾」の熟色判定

農業振興部 G.E.
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令和2年産「だて正夢」地域栽培塾が開催されました

2020年08月07日 | 仙南の農業
 県では多様化する消費者の嗜好に対応するために”もちもち”した食感の「だて正夢」をブランド米として育成し,”米どころ宮城”の復権を目指しており,今年は県内で約840ha,うち大河原管内では約189haが作付けされています。
 「だて正夢」の生育状況は,現在,幼穂形成期となっており,間もなく整粒歩合の向上など高品質に仕上げるために重要な「追肥」の時期を迎えることから,去る7月14日に,高品質・収量安定化に向けた「だて正夢」地域栽培塾を角田市と蔵王町の2会場で開催しました。
 地域栽培塾では,7月10日の生育調査結果に基づき現在の生育状況について説明した他,葉色や幼穂長を確認し,追肥可否の判断や出穂期の予想を行いました。
 また,低温・日照不足・長雨が続いており,障害型不稔やいもち病の発生も懸念されることから,低温対策や病害虫防除の徹底についても説明しました。
 当日は生憎の雨模様でしたが,参加者は熱心に受講し,積極的に自分のほ場の生育状況に合わせた管理方法等について質問していました。
 秋には,仙南のおいしい「だて正夢」を消費者の皆様に届けられるよう,研鑽を重ねていきます。

生育状況・栽培管理説明

担当農家からの説明

農業振興部 G.E.
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エゴマ栽培の視察研修会に参加しました!

2020年07月14日 | 仙南の農業
 丸森町大内青葉地区では健康に良い成分を持つことで注目されている「エゴマ」を生産しています。大内まちづくりセンターに勤務する地域おこし協力隊の三浦さんの企画で,エゴマ栽培が盛んな色麻町へ,地区の生産者とともに視察研修に行きました。
 色麻町のエゴマは振興作物として,町をあげて支援しており,約29haの農地で栽培されているそうです。また生産の効率化を図るため,作業の機械化とそれに合わせた品種選定や栽培がされていました。
 大内青葉地区の生産者はエゴマの栽培拡大のための機械化と,エゴマを活用した地域活性化に取り組んでいるため,栽培に関して熱心に質問されていました。

    (生産者との意見交換)         (移植機械の確認)


     (移植されたえごま)

農業農村整備部では農村の「むらづくり」に今後も支援を続けて参ります。

県南エリアの情報


☆仙南地域農産物直売所イベント情報 

☆事務所ホームページ 

☆大河原管内合同広報紙 「SENNAN THE KING(せんなんざおう)」


農業農村整備部 T.S
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台風被害からの再起に向けて 丸森町で令和2年産の田植え開始

2020年05月20日 | 仙南の農業
 令和元年東日本台風により甚大な被害を受けた丸森町において,田植え作業が本格化しています。

 丸森町小斎地区の大内喜博氏は,水稲を大規模に作付けしている中心的な担い手です。

 令和元年東日本台風により,田植え機やコンバイン等全ての農作業機械や施設に加えて,収穫したばかりの米が浸水し,甚大な被害を受けました。また,収穫前の水田にも稲わら等が大量に流入し,収穫を断念せざるを得なかった水田も多くありました。

 営農再開に向けて,多くの困難がありましたが,普及センターでは各種支援策を提案してきました。大内氏は国の補助事業等を活用し,農業機械や施設を再整備するとともに,水田の整備や育苗の準備をすすめ,ようやく昨年と同程度の面積の水稲を作付けできる目処が立ちました。

 大内氏は,「大変な被害で,ここまで来るのに例年の倍以上のやるべきことがあったが,今年は我慢の年と思って前向きに頑張っていきたい。」と話しています。
田植え作業は今月末まで続く予定で,今年もおいしいお米の収穫が期待されます。


育苗ハウスの前で


田植え作業の再開


農業振興部 G・E

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丸森町の極上のイチゴ 「星ふるイチゴ」 をご紹介!

2020年02月05日 | 仙南の農業

みんな大好き、甘くて大きなイチゴ

本日は、丸森町の極上のイチゴ「星ふるイチゴ」をご紹介します。

 

丸森町の大内地区では、佐藤雄志さんがこだわりのイチゴ栽培に取り組んでいます。

佐藤さんは、平成30年に丸森町の地域おこし協力隊員として仙台市から丸森町大内地区に移住し、「農事組合法人 羽山の里佐野」に入社。

その翌年の平成31年から、丸森町の支援を受けてイチゴ栽培を開始しました。栽培しているイチゴは、宮城県で育成した品種「もういっこ」と「にこにこベリー」の2種類で、現在、初めてのイチゴを収穫中です。

  生産者の佐藤雄志さん。初めてのイチゴ栽培に懸命に取り組んでいます。

 

佐藤さんはイチゴの食味にこだわり、ハウスで完熟させたイチゴを「星ふるイチゴ」の商品名で、地元で直売しています。

一般的に、市場に出荷されるイチゴは、傷みを防ぐために完熟する前に収穫・出荷されますが、佐藤さんはおいしくて高品質なイチゴを直に消費者に届けたいとの熱い思いから、管理が難しい完熟イチゴの生産に取り組んでいるんです。

完熟させてから収穫しているので、その味は抜群! まさに “極上のイチゴ” です!

なお、商品名の「星ふるイチゴ」は、丸森町の星空がとってもキレイだったため、そう命名したとのこと。ネーミングも素敵ですね!

  ハウスで完熟させたイチゴは大粒でとっても甘~い! 一度食べたらやみつきになります !!

  ハウスには最新の設備と技術を導入し、省エネや農薬を節減した環境にやさしいイチゴ栽培を実践しています。

 

佐藤さんは、「星ふるイチゴ」を毎週土・日に丸森町大内の農産物直売所「いきいき交流センター大内」で、1パック600円で直売しています。

また、2月8日(土)に青葉温泉(丸森町大内字青葉西73)で開催されるイベント「青葉温泉カフェ」でも、イチゴと手作りのイチゴジャムの販売を行う予定です。

なお、「星ふるイチゴ」の販売は、2020年5月末頃までの予定だそうです。甘くて大粒の極上のいちごを食べに、ぜひ丸森町にお越しください! 

  ネーミングも素敵な「星ふるイチゴ」。ぜひ買いに来てください!

 

現在、2アールのハウス1棟でイチゴ栽培を行っている佐藤さん。来年度にはハウスをもう1棟増設し、栽培面積を拡大する計画です。

おいしいイチゴの販売をもっと増やしていってほしいですね! 皆さん、応援よろしくお願いします!

 

【参考】いきいき交流センター大内ホームページ

  http://ikiikiouchi.web.fc2.com/

 

 

 その他周辺情報等

 仙南地域の観光イベント情報(2月)

  https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/oksgsin-e/event-202002.html

 事務所ホームページ http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/6.html

 みやぎ蔵王温泉郷facebook https://www.facebook.com/miyagizao.onsen

 大河原管内合同広報紙 「SENNAN THE KING(せんなんざおう)」      

  http://www.pref.miyagi.jp/site/kouiki-sennan/sennan-the-king.html

 仙南地域の郷土料理 おくずかけ

   

 

地方振興部 T.O 

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