【専攻科滋賀の会 活動報告】
去る3月2日に今年最初のサンデー専攻科が、滋賀県湖南市のさぼてんさんの施設をお借りして開催しました。
この「サンデー専攻科」という取組みは一昨年から定期的に開催されてました、特別支援学校や卒後の青年・仲間たちを集めた「まなびの場」を創る実証活動です。
当日は時折吹雪いたりする寒い日でしたが、開催場所のさぼてんさんは昨年開所された新しい施設で中はとめも暖かく、グループホーム、特別支援学校高等部学生をはじめ総勢15名の参加者が集い賑わいました。
■1時間目は社会科・家庭科をおりまぜた生涯学習教育「食料を考える」を福村講師のもとで学びました。
写真はカレーライスの国産、輸入の構成比を示したものです。このように福村先生がマイクロソフトのパワーポイントを駆使し、非常にわかりやすく学生の皆さんは講義に集中できたと思います。
■2時間目は餃子の調理です。1時間目の「食料を考える」を念頭に、3つのグループに別れての調理実習です。餃子をつくるには、豚肉、生姜、ニラを始めさまざまな食材が必要ですが、殆どが原産国が輸入にたよっている事がわかりました。肥料も含め国内需給率はなんと15%!しかありませんでした。
まずは、仕込みです。2人でチカラを合わせないとうまくできませんが、オートカッター調理器は非常に便利でした。
みんなでチカラを合わせての調理。これも協同学習ですね。写真にはありませんが、餃子をサンウィッチする調理器もあり、これも便利でした。
最後は皆でおいしく餃子を焼いて沢山食べました!皆で一緒に作った餃子はスタッフの私も嬉しく、美味しく最高でした!!
所感としては、教材は用いず全てパソコンによってのグループ協同学習で「ともに学ぶ」環境ができたのは非常に良かったと思います。特別支援教育ではICT機器が有効という事は、2009年からの総務省フューチャースクール「魔法のプロジェクト」で実証できていたように、今後専攻科滋賀の会ではICT機器を用い、この場で効果的に用いていこうと考えております。
次回乞うご期待!
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