専攻科滋賀の会「障害青年サポートセンター近江八幡」この間の主な状況
- 今春開校の専攻科その後
養護学校卒業後当会の専攻科に入学したK君(18歳)は入学の時に「漢字をがんばる」「九九をおぼえたい」「労働学習」「免許証をとりたい」と言う4つの願いを大きな紙に書いて教室に張り出しました。しかしこの頃からコロナ感染が広まり、自宅でも学べるようにとスマホの映像や家庭訪問を通して支援はしていました。
所が専攻科の生徒はK君一人ということもあってか、また学校時代も不登校が続いていて専攻科でさらに学ぼうという意欲より、彼の中で免許証を取ることが優先し、教習所に入学した事で専攻科が遠のいたようです。
相談支援センターのリードで専攻科の我々スタッフはじめ学校・市役所・保護者・本人・民生委員等が2度にわたり今後の進め方などについて話会っている所です。
- サンデーゼミナール第3期スタートその後
7月11日にスタートしたサンデーゼミナールは毎週土曜日の9:00~15:15まで15人の登録者をコロナ予防のため参加者は毎回8人までとし、日中一時支援事業を活用して実践しています。登録者は今後も増えていくと思いますが養護学校などの生徒、学校卒業後働きだした青年たちの土曜日の暮らし方が豊かになると共に新しい友達ができ、楽しく学べる貴重な時間です。
別表記載のように青年期に学ぶべき内容を支援していただく講師をお願いし順調に取り組みが進められています。「専攻科滋賀の会」ブログにも動画など掲載していますので見てください。
参加登録者は募集していますので電話などで申し込んでくだされば詳細をお伝えします。
しかし、この取り組みは10月末のコロナが急速に広がり始めたので現在はコロナ感染が収まるまでお休みしています。早くの再開を願っています。
3、相談支援事業その後
この事業所開設とともに障害者相談支援事業所としての開設手続きを行い、2人の専門スタッフで毎週火曜日と木曜日相談を受け付ける体制を整えています。
現在制度に乗るまでの間、お困りごと相談はお電話などでお申込みいただければ受け付けております。本格的に稼働するのは新しい年以降となります。
4、その他
当初からこの事業所では地域の皆さんの集いの場所として開放しています。これまでも障害のある人たちの話し合いの場所や、心を病んでいる人たちの居場所としても定着しつつあります。時折見学者もお越しになります。
また当事業所の趣旨に賛同して多くの皆様から心温まる支援や寄付金なども頂いています。紙面をお借りして厚くお礼申し上げます。何かございましたらお気軽にお電話くださればしっかり対応しますのでよろしくお願いします。
専攻科滋賀の会 理事長/立岡晄
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