キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

揺れる息子

2016-03-14 12:10:55 | 交通事故・高次脳機能障害
模試の結果を見ながら、

  やっぱり大学行こうかな。

と言ってみたり

  勉強嫌いだから、就職しようかな

と言ってみたり。

学生ならば許されても、社会人となったら許されないことがありことに気付かない息子。

現在、脳と口が直結している君には社会人は無理だと母は思う。

みんながあの事故のことを知っている今のクラスでやっていけているのは、
みんなが、君を守ってくれているからだと気付いてほしい。

リハビリのプリントを放り出し、

  も~やだぁ~

という君を辛抱強く励ましてくれている先生のおかげと気付いてほしい。

とりあえず、第一志望はそのままで
第二志望をその大学の夜学にしてみてはどうだろう?

という母の意見を素直に受け入れてくれてありがとう。

できることもできないことも含めて、それが今の君なんだから
お母さんは、そんな君を支えるために長生きすると決めたのだから

一緒にがんばろう。

進学してもしなくても・・・君の夢をあきらめないでほしい。