記念のバースデイ

台風十九号被災の皆様にお見舞い申し上げます。



我が栃木でも大きな被害がありました･･･
フォトはＪＲ両毛線、大平下駅、栃木駅間の線路の惨状。
未だに不通です。





近在ショッピングモールの大型店舗８店全店が被災。
中でも「農家の店みのり」は商品の化学肥料が漏水と反応し発火。
折悪しく、周りが水に浸かり消防車も近づけずに全焼･･･
死者、負傷者が出なかったのが不幸中の幸い･･･という状態。



肝心のマイタウン消防分署も浸水。消防車、救急車が水に浸かり出動できずに近隣の応援をもらう様な状態。



友人の経営する病院も水が入り、「復旧まで半年掛かるかな･･･」と、あきらめ顔。
病院の前の道路もアスファルトが捲り上がり、水の恐ろしさを目の当たりに･･･
近在の皆さんの被災状況も酷いものでした。気の毒でフォトアップ、詳細は控えます。



災害ごみは運動公園に積み上がり、秋のイベントは軒並み中止（！）

そんな中で救いは、





自衛隊、災害ボランティアの支援。
皆さんがはつらつと作業されている姿に涙が出ました。


所で、我が家の地域は奇跡的に水が廻らずほぼ無事でした。
相次ぐ公共、個人様のイベント中止で、商品キャンセルが続いてこの秋商戦は惨憺たるものですが、
被災された皆さんのことを考えたら、仕方ありません。
それより、知人、お客様へのお見舞いで伺ったのが精神的にタフで、すっかり参ってしまいました。

そんな最中、私の６５歳の誕生日がやってきました。
「お祝いどころでは無い。」のですが･･･
「何事も自粛していたのでは返って良くない。」と思い定めて、細やかな小宴を開きました。



近所の中華料理店で子供等、その嫁さん達が集い、私の６５歳誕生日を祝ってくれた。
ピンボケは若ママさんのご愛敬･･･



服は違うが、以前の集合写真と同じ風景です。



プレゼントを貰って、ご満悦の私。（中身は私のしている朝散歩のためのグッズ靴下とレッグウォーマーでした。）

我が母の亡くなったのが６５歳。
この年齢が今まで我が命をつなぐ目標でした。
兄が亡くなった年齢（５4歳）になって、
その目標を立てた時には、叶わぬものと思ってました。
あれから、胃がんから今回の舌癌まで入院手術を４回経験、その度に死線を脱してきて、
「お化けで～す。」などと繰り返してきました。
時節柄不謹慎ではありますが、自分としては感慨深いものです。

その間、カァちゃんを初め色々な方にお世話になりました。
感謝の言葉もありません。

今日も･･･



お祝いをしてくれた子供たちがそのまま我が家に集い、カァちゃんを囲んで「わいわい、キャーキャー。」と楽しく歓談。
朝早い私は早々に寝所に入ったが、若い子供たちはカァちゃんを囲み、夜更けまで心温まるお茶会をしてくれた。

幸せに満ちた日になった。
「ありがとう！」