バッカス日記

酒をこよなく愛し。屁理屈をこよなく愛し。そこで、ペンネームも「リクツ(理屈)バッカス」のオジサンです。

コロナ過のまち

2020-05-07 12:34:44 | Weblog
「ステイホーム」・・・いやな言葉だ。
コロナ過で、まちはすっかり変わった。




最寄りのスーパーマーケットも出入口を区別し、非常口まで開いて換気。





昼めしを食べに寄る回転寿司店も、ボックス席をワンボックス跳びで開けてあったり
レジカウンターもビニールシートで飛沫感染を予防している。





周1で点滴に通う掛かりつけ医院も、検温で37.5度℃を超える患者は帰宅させ
℡相談で受け付ける。そのため、患者は検温を義務付けられる様になった。
癌罹患者の私は、時々体温が37度℃を超えることがあり、よく引っかかる。
アウトに成った事は無いが、その度に主治医の診察を受けねばならない。
患者数が少ないのは助かるが、面倒になった。





最寄りの道の駅も季節の鉢花が販売され、春の訪れを告げているが、
ここでも、イチゴ狩りが自粛され、余ったイチゴが市価の半額になっている。
消費者としては歓迎だが、コロナ過の影響は恐ろしい。



そして、遂に「三毳山公園」が閉鎖(!)
唯一の野外運動の場にして、体力増進の糧が失われた。
「オイオイ・・・」




そして、GW、長男夫婦と観劇する筈だった
明治座公演ミュージカル「チェーザレ」も当然の様に中止。
予習として読んでいた漫画「チェーザレ」も、
その為に長男からの課題図書『神の代理人』も読了し、楽しみにしていたのに・・・

しかし、この物語の主人公チェーザレ・ボルジアは、あのマキャベリが絶賛の
したたかな政治力でイタリア統一を完成する直前、流行した感染症で後ろ盾の父、
大司教アレッサンデル6世を失い、本人も感染して夢破れた人物。
(イタリアは、それから380年後のガリバルディまで統一が出来なかった。)
そんな感染症の因縁が、今回の公演中止に繋がっているいる気がして
運命を感じてならない。

恐るべし感染症!





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