関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

鶴岡市の大雨被害~朝日地区大網集落~

2013年07月19日 | 活動報告

月曜日に続く今朝の大雨で、鶴岡市全域で道路損壊や住宅浸水等がありましたが、朝日地域では特にひどい被害が広がりました。

午前中に関谷(大網地区)の方から電話があり、選挙運動を繰り合わせて午後に訪問しました。
上名川で「この先通れない」と車を停められましたが、「大網まで」と断って通過、



米の粉の滝ドライブインも車がありませんでした。

関谷では、集落の中を流れる関谷川が溢れたということで、人家より下部の道路は既に重機で片付けられていましたが、上部には大人の頭より大きい石や、太い倒木などがごろごろしていました。





この川の水位が3m以上、あがった訳です。

さらに、南側の高台では、家の裏の崖が幅50mほど崩落、100mほど下の谷底に大量の土砂や数十本の大きな立木が積み重なっていました。
2軒の家は、家屋から1~2mのところからスパッと崩落、端の所に立つのも恐ろしいような状態でした。

上の方に立っている人から、規模の大きさを理解して下さい。


崖っぷちから下を撮っています。


他にも、倉庫に土石が流入した家では何人もの人が片付けをおこなっていました。

どの家でも、「これまで覚えのない大雨だった」と当時の恐怖や、「畑がやられた」と今後のことを心配する声が聞かれました。

大網上村では、道路への小さな土砂崩れがあったものの、大きな被害は無いようでしたが、名刹:大日坊では、道路の不通でバス数台の参拝者がキャンセルになったということで、対応に追われていました。

その後、月曜の雨で会社が崖崩れに遭った会社も訪問しました。
土砂は片付けられていましたが、製造設備が大被害を被り、車も三台つぶされていました。
操業再開に可能なことがあれば、ご協力したいものです。

ここまで急いで回った後、午後5時過ぎに朝日庁舎に立ち寄りましたが、状況確認の最中で、さらに担当職員が出かけていくところでしたので、関係者に挨拶だけして帰りました。

急な被害で私も時間の確保に苦慮しましたが、私より先に庁舎の職員が調査に来ていましたし、高齢者宅を訪問していた社会福祉法人ぶなの木会の職員の方、被害状況把握に来ていたJAの共済担当の方にも遇いました。
もちろん、集落の役員の方は終日走り回り、消防団の方も会社を休んで巡回、土木作業の方は至る所で奮闘されていました。
みなさん本当にご苦労さまでした。

被害状況が判明し次第、市当局に対しての働きかけをおこなわなければなりませんが、明日の朝にかけて大雨洪水警報が出ており、まだ予断を許しません。

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