鶴岡市との合併を取りやめる方向に動きだした三川町民と阿部誠町長に対する富塚鶴岡市政の「いじめ」問題で共産党市議団として行動を起こしました。
消防・ゴミ処理などの一部事務組合を解散するということについては、共産党市議団としても「あり得ること」と考えていますが、この間の市長・担当部の言動は、事務組合解散にとどまらず、「合併しないなら自分でやるべき」という一方的な考えをもとにして、事務組合解散後の業務委託も「期間限定(『三川が自分でやる準備が整うまでの間、又は鶴岡市と合併するまでの間』という意味)」と通告していることがマスコミで報道されています。
市長も記者会見でそのような発言をしたと伝えられていますが、鶴岡市と三川町の事務担当者の協議の中で、市の政策調整室長がそういう主張をしたと報道されましたので、そのことを確認し抗議するために行きました。
市議団の「協議で何を言ったのか?」という質問に対して室長は、「三川側から『単独ではできない』として、根拠となる数字が出された」「『委託は一定期間だけ』と言った」と答弁しました。
私は、「昨年12月市議会で私がおこなった総括質問に対して市長は『自分でやれなどと言っていない』と答弁した。事務組合解散と委託を請けるかどうかは別問題ということも質問している。あなたの言動は市長答弁を逸脱しているのではないか。どういう積もりだ!」と追及しました。
室長は「市長と相談の上発言している」と述べましたが、市議団は「そもそも消防やゴミ処理などは広域で対応すべきとされている。12月議会で質問し、市長も『自分でやれなどと言っていない』と答弁したではないか」と改めて示し、住民サービスに責任有る対応を求めて行動を終えました。
この間の富塚市長の言動は、行政としておこなうべき住民サービスへの責任を投げ捨て、「三川町長憎し」という私怨を元にした異常なものとなっています。
そのことを諫められない行政内部の状況、オール与党議会の状況中で、一層頑張らねばと改めて感じました。