関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

市長答弁は「空っぽ」でいいのか?~三川いじめ問題~

2007年01月13日 | 市政全般

 鶴岡市との合併を取りやめる方向に動きだした三川町民と阿部誠町長に対する富塚鶴岡市政の「いじめ」問題で共産党市議団として行動を起こしました。

 消防・ゴミ処理などの一部事務組合を解散するということについては、共産党市議団としても「あり得ること」と考えていますが、この間の市長・担当部の言動は、事務組合解散にとどまらず、「合併しないなら自分でやるべき」という一方的な考えをもとにして、事務組合解散後の業務委託も「期間限定(『三川が自分でやる準備が整うまでの間、又は鶴岡市と合併するまでの間』という意味)」と通告していることがマスコミで報道されています。

 市長も記者会見でそのような発言をしたと伝えられていますが、鶴岡市と三川町の事務担当者の協議の中で、市の政策調整室長がそういう主張をしたと報道されましたので、そのことを確認し抗議するために行きました。

 市議団の「協議で何を言ったのか?」という質問に対して室長は、「三川側から『単独ではできない』として、根拠となる数字が出された」「『委託は一定期間だけ』と言った」と答弁しました。

 私は、「昨年12月市議会で私がおこなった総括質問に対して市長は『自分でやれなどと言っていない』と答弁した。事務組合解散と委託を請けるかどうかは別問題ということも質問している。あなたの言動は市長答弁を逸脱しているのではないか。どういう積もりだ!」と追及しました。

 室長は「市長と相談の上発言している」と述べましたが、市議団は「そもそも消防やゴミ処理などは広域で対応すべきとされている。12月議会で質問し、市長も『自分でやれなどと言っていない』と答弁したではないか」と改めて示し、住民サービスに責任有る対応を求めて行動を終えました。

 この間の富塚市長の言動は、行政としておこなうべき住民サービスへの責任を投げ捨て、「三川町長憎し」という私怨を元にした異常なものとなっています。
 そのことを諫められない行政内部の状況、オール与党議会の状況中で、一層頑張らねばと改めて感じました。

 

 

 



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2 コメント

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はじめまして。 (みかわ)
2007-01-15 22:30:44
名前のとおり三川町に生まれ育ち、在住です。
あたしは合併には消極的なほうですが、感傷的な部分でのことでしかありません。

正直なところ、今の状態なら合併してもしなくても三川が苦しい立場になるであろうことが不安です。双方のトップが大人気ないやりとりが、どれだけの人の未来を曇らせていることでしょう。


三川では“また”町長選挙です。町のお金を費やし何度も選挙をする、不安を晴らしてくれるものになるのならいいですけどそうはならないでしょうからね。
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Unknown (Unknown)
2007-01-17 23:06:28
みかわさん

コメントありがとうございました。
この2年程の間の政治の激動の中で、生まれ育った町の未来にご心配をお持ちになることは、無理も無いことと思います。
また、「感傷的な部分」で事態を眺めていらっしゃるということであれば、「町のお金を費やし何度も選挙」が重ねられていることについて、釈然としないというお気持ちもお察しいたします。

ただ、合併か自立かのせめぎ合いの中で、「町(自治体)とは何か」ということについて、町民のみなさんの中で相当の学習・討議が進められてきたようであり、それはこれからの町づくり=町民の声が生かされる地域づくりにきっと生きていくであろうと私は思っています。

「普通の方」の日々の暮らしの中で、めまぐるしい政治の動きを咀嚼していくことは、本当に大変なことだと思いますが、是非とも目を離さずに頑張ってください。
隣町の市議会議員の立場ながら、町民のみなさんお一人おひとりの暮らしを思いながら、心を込めて関わっていきたいと思っております。

今後ともお気づきのことがありましたら、どうぞ教えて下さい。
                       関

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