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かつては、グジャラート州から、はるか東のビハール州まで広がっていた
インド・ライオンの生息地は、狩りが広く行われた結果、そのエリアは激減し、
デリー周辺では1834年、ビハール州では1840年に目撃されたのを最後に
姿を消したと言われています。
実はグジャラート州も、狩りの影響でほぼ絶滅に瀕した時代がありました。
1870年にわずか12頭だったグジャラート州のライオンは
20世紀に入り、ようやく保護区を設けられたことで何とかその姿を消すことなく、
現在へと続いています。
後にサザン・ギル野生動物保護区が設けられてから、
400頭近いインド・ライオンが確認されています。
彼らは、アフリカ・ライオンと分かれてから長い年月が過ぎたため、
独特な特徴を発達させています。
インド・ライオンは、たてがみがやや短く、頭のてっぺん部分、
つまり耳を覆っていません。
一方で、はっきりとした皮膚のしわが腹部全体に伸びているのが見られます。
完全な食肉性で、生きた虫は食べますが、
アフリカ・ライオンのように腐肉を食べることはありません。
(前田 貴俊)
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