ゴールデン・フクロギツネの赤ちゃん

今月、シドニー・ワイルドライフ・ワールドに、
ゴールデン・フクロギツネの赤ちゃんがお目見えしました。
フクロギツネはオーストラリア全土に生息し、
木の上で暮らす草食性の有袋類です。
色は３種類あり、一般的には銀白色か黒ですが、
金色のフクロギツネは突然変異で、自然の中で目立つため、
補色者たちに見つかりやすく、希少種です。

今年初め、シドニー・ワイルドライフ・ワールドに、
一組のゴールデン・フクロギツネのペアが貸し出されてきて、
ここで初めて繁殖に成功しました。

生まれたばかりの赤ちゃんは、ジェリービーンくらいの大きさです。
最初の４ヶ月はお母さんの袋からでることができません。
今、６ヶ月になり、一日のほとんどをお母さんの背中に乗って
過ごすようになりました。
大人になると猫くらいの大きさになります。

きれいな金色の秘密は、彼らはメラニン色素を
眼の周辺にしか持っていないんだそうです。

きょとんとした表情がぬいぐるみのようでかわいいですね。
YouTubeで見てみたいです。
（佐々木 優嘉）