パキスタン旅行・写真アルバム

パキスタンの中心都市・ラワルピンディにあるツアーオペレーター
「コックス＆キングス・パキスタン」の白井真理子さんからメールが届いております。
「仕事が無い」ってところが日本の現状とも重なり、ご紹介させていただきたいと思います。
明日はアメリカ新大統領の就任式、
パキスタンの現状もチェインジできるでしょうか。
パキスタンというと、観光用の良い写真が少なく
旅行者の皆さんもイメージが湧かなかったかと思います。
文中で紹介されております【パキスタン旅行・写真アルバム】の写真は、
パキスタンの見所が綺麗にまとめられていて
パキスタン観光の雰囲気が掴めるのではないでしょうか。
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大変ご無沙汰しております！１月も半ばに差し掛かりました。
皆さまにおかれましては、それぞれの土地で良き新年をお迎えになられたことと存じます。

パキスタンは皆様も報道等で御存知の通り、
2007年、2008年と非常に厳しい時期を過ごして参りました。
特に昨年秋の治安の悪化ぶりは深刻で、
それまでは「テレビでいろいろ言われてるけど、実際現地は平穏ですよ！」と
申し上げていた私も、黙っておとなしく引き籠って外出を控えていた程です。

今は随分と治安も落ち着いてきて、
外出の度に「死ぬかも・・・」と覚悟しながら出掛けるようなことはなくなりましたが
（・・・ホントに去年の秋はそんな覚悟をしながら出かけていたのです）、
残念ながらスワート渓谷やペシャワールといったガンダーラ地方の情勢は
落ち着く気配がなく、特にスワートはどういった状況になっているのか
イスラマバードやラワルピンディでは把握できない程です。
数々のガンダーラの仏教遺産が、テロリストと軍隊の衝突によって
破壊しつくされているのではないかと予想されます（涙）。

そのような状況ですから、弊社で取り扱いの主催旅行は限りなくゼロに近い状態で
（・・・というより本当にゼロです）、
当地在住の外国人の皆様のパキスタン国内旅行や航空券などを手配させて頂きながら
何とか生き延びているような具合ですが、
何事においてもあまり深刻に考え込まないパキスタン人達に囲まれて、
「ま、生きていればいつかいい事もあるよね！」と案外呑気に過ごしております。

さて、観光業は冷え込むどころかすっかり凍りついてしまっているパキスタンですが、
落ち込んでばかりもいられませんので、
少しでもプラスのイメージをお伝えする手段を講じようということで、
私どもも無力ながらそれなりにいろいろと画策しております。

今日はそのひとつ、【パキスタン旅行・写真アルバム】のブログを
御紹介したくお便り差し上げました。

パキスタンに関する書籍もいろいろ出ていますが、
観光地の写真をコンパクトに集めたものがあまり見当たらず、
「パキスタンの○○で何が見られるか？」といったお問い合わせに
「こちらをご覧ください」と簡単に御活用頂けるツールがないことが
以前から気になっておりました。

カテゴリー名をクリックして頂くと、テーマ別に写真をご覧頂けます。
今はまだ60枚あまりの写真のみのアップとなっていますが、
少しずつ写真の枚数を増やして行きたいと考えております。

各写真のキャプションは弊社の日本語ガイドが手掛けておりますので、
時折日本語が「あれ？」となっている場合もあるかもしれません。
気になる点がございましたら、各写真のコメント欄にて御指摘頂ければと存じます。

時間がたっぷりあるこの時期に「基礎体力作り」に励んでおります。
良い時も悪い時も晴れの日も雨の日もコツコツと情報を発信して行くことが、
いつか貴重な財産になるのではないかと思い、スタッフ一同、
今年も様々なパキスタンの情報をお知らせして行ければと願っております。

私自身のブログ◆チャイ・ブレイク◆は更新率が悪く、
毎回懲りもせずに「お久しぶりです！」で始まっているのですが、
こちらも遅れを取らないようにボチボチ更新して参りたく存じます。

先日も１年半ぶりにアップしましたら、いろいろな方から
「ようやくパキスタンから脱出したのかと思っていたのに！」とメールを頂いて、
未だパキスタンに居たのかと呆れられてしまった次第です。

今年でパキスタン在住10年目突入ですが、未だにウルドゥ語が話せなくて、
周囲からは冷たーい目で見られています。

皆さま、それぞれ日々の御仕事でお忙しくて
パキスタンのことなど思い出す暇はおありにならないかと思います。
ですが、今日だけはこのメールで思い出してください！
また２年（！！）ほど経ったら、お便りさせて頂きます！

2009年の皆様の御健勝を心よりお祈り申し上げます。
Cox & Kings,Pakistan 白井真理子


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－　時間がたっぷりある時期に「基礎体力作り」
－　良い時も悪い時も晴れの日も雨の日もコツコツと　
『晴耕雨読』。お互いそうしたいものです。

写真はそのブログから「チトラルのカラシュ族」。
アレクサンダー大王軍の血が入っていると考えられています。
チトラルやフンザは安全です。
（照沼 一人）