地球浪漫紀行☆世界紀行スタッフの旅のお話し

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常夏の楽園カナリア諸島の魅力はやっぱり…

2020年04月13日 09時52分46秒 | スペイン

こんにちは。書きなれないブログに手こずっている湯田です。

 

よくお客様にどこが一番よかった?と聞かれます。

一番はなかなか決められないので、今回はその中のひとつのカナリア諸島をご紹介したいと思います。

過去3回添乗させていただきましたが、行くたびに、素敵な場所だなと思います。

ここでしばらく暮らすのもいいなと思ったくらいです!

カナリア諸島は、スペイン本土から南に1,100km、アフリカ大陸からはわずか115kmの大西洋モロッコ沖に浮かぶ火山活動でできた7つの島々です。

年平均気温は21℃、温暖な気候に恵まれ、 「常春の楽園」呼ばれるヨーロッパで人気のリゾート地です。

豊かな自然環境と古い歴史があり3つの世界遺産と4つの国立公園があります。

スペインの自治州の1つで、総面積は約7,447k㎡、総人口約211万人です。

7島は近い場所にありながら、それぞれが個性にあふれ、まったく違う景観が広がります。スペイン最高峰の山を抱くテネリフェ島、大西洋1の港湾都市を持つグラン・カナリア島、太古の原生林が残るラ・ゴメラ島、一番小さくエコパークにもなっているエル・イエロ島、火山活動の跡が生々しく残るランサローテ島、直径10kmもの巨大な火山性クレーターをもつ緑の島ラ・パルマ島、どこまでも白砂のビーチが続くフエルテベントゥーラ島、訪れる島によってそれぞれの魅力を楽しむことができます。

私はこのうちの5島を訪れましたが、毎回お客様もそれぞれの島の違いに驚かれています。

※スペイン最高峰テイデ山(3,718m)

※ラ・パルマ島のロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台(標高2369m)からの景色。

 5月末~6月初頭には高山植物が咲き誇ります。

※ランサローテ島のティンマンファヤ国立公園の景色。

 ランサローテ島では1730年から1736年にかけて50平方kmを超える100以上の火山が噴火し、島の4分の1もの面積を溶岩で覆われてしまいました。最後の噴火は1824年でしたが、降水量が少ないランサローテ島は噴火の直後とほぼ同じように見えます。
ランサローテ島は今でも熱を持ち続け、ティマンファヤ公園では地面に空いた穴に干し草を投げ込んで火をつけてみたり、水を注いで水蒸気が出る様子を見る事がでいきます。

 一面真っ黒の溶岩に覆われていて、火星に降り立ったようです。

気候はアフリカの乾燥した温暖なのに、スペインの文化…もうこの時点で最高としかいいようがありません!カナリア諸島沖で捕れた魚介で作るパエリア(漁港で食べたシーフードとプエルト・デ・モガーンで食べたパエリアが忘れられません)、南国のフルーツ(バナナ畑が広がっています)、美味しいイモ(しわしわポテトという塩漬けしたイモが名物です)、チーズ(カナリア諸島のチーズの多くはヤギのミルクが使われています。特にフエルトベントゥーラ島のヤギのチーズは全く臭みがないのです。皆様驚いてお土産に買われています)。そして、なんといっても美味しいワイン!カナリア諸島はワインの生産も盛んなのです。海風と火山灰の土壌のお陰で良いブドウが育つようです。ランサローテ島のブドウ栽培はとてもユニークで、火山灰の土壌に穴を掘ってその中で栽培しています。風よけのために半円形に石垣が積まれ、その景色はクレーターのようです。(ブログで食べ物とワインの話しかしてないですね…)食べ物も豊富かつ美味しくて、その点もかなりお薦めです。

※ランサローテ島のブドウ栽培の様子。穴が開いてるのがわかりますでしょうか。

※グランカナリア島のプエルト・デ・モガーン。ここの町のレストランで食べたパエリアが忘れられません。

 

プルマントゥール社がカナリア諸島5島クルーズを運行しておりましたが、今年から一旦休止になりました。

とても良いクルーズだったので残念です。また再開することを祈ります。

来年の5月末~6月の間で、高山植物に合わせてツアーを設定したいと考えております。

カナリア諸島固有種の珍しい花も見ることができます!お楽しみに!

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