かわい清秀

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第3回定例道議会の質問回答粗整理 新しい稲作

2010年09月30日 | Weblog
第3回定例道議会の質問回答の粗整理が出来ましたので公開します



            本会議で質問中

一 新しい稲作について
(一)農業普及指導員の確保などについて
                                        
質問 北海道の農業発展を支える普及指導員ゐ安定的な採用と育成を早期に進めるべきことを第1回定例道議会で指摘申し上げました。その後採用と育成がどのように推移しているのか伺う。

回答
普及指導員の確保などについてでありますが、
○ 本年度の普及職員採用試幹においては、普及指導員資格を有していない大学新卒者も受験できるよう受験資格を見直し、道職員として採用後、2年間の現地での実務を経験する中で、普及指導員の資格を取得させることとしたところ。
○ 先日、来年度の採用予定者として、10名の合格者を発表したところであるが、来春の採用後には、農業改良普及センターにおける実務研修などを通じ、現地における様々な課題を農業者の方々などといっしょになって解決できる感力を養い、地域から信頼される技術者として育成してまいる考え。

質問
(二)水稲直播の品種改良について
 直播の米の収穫が昨年は田植えの米よりも多収量でした。しかし岩見沢や南空知の直播は外食産業用の加工米品種の栽培で、飯米用の品種を作付け出来ていません。そのため販売先が限定されるという除路があります。
 新しい道央用の直播品種が誕生するという情報があり、期待が高まっています。どの様な特性をもって、いつ栽培可能になるのか伺います。
   
回答
新しい直播品種の見通しについてでありますが、  
○ 水田に直接、種籾をまく直播栽培については、平成21年では、道央地域を中心として、全道で約600ヘクタールほど取り組まれており、その品種としては、主に外食用のブレント米や、冷凍米飯に利用されている「ほしまる」や「大地の星」なとが作付されているところ。
○ 道としては、直播栽培は育苗作業が省略されるなど、労働時間を大幅に削減できる技術であり、今後、増加が見込まれることから、主食用向けに、発芽や生育が良好で、おいしくて収量の安定性が高い品種の育成を目指し、新たな有望品種について、現在、各地で適応性などの試験を実施しているところ。
○ また、道内での一般栽培に向けては、必要な種子を確保する期間などを含め、早ければ、3年後には可能となるよう、引き続き、育成に努力してまいる考え。

質問
(三)直播栽培の普及について
直播栽培のメリットは省力化にあります。省力化により離農者の農地を引き継ぐ事が出来ます。生産コストの低減は農業所得の増加に直結します。直播栽培の普及についての見解を伺います。

回答
 直播栽培の普及についててありますが、
○ 春先の育苗や移植に要する労働時間を大幅に節滅てきる直播栽培は、担い手の減少や高齢化の進行による労働力不足にある本道の稲作経営にとって、大変重要な技術てあり、大幅な省力化のみならす、所得の向上に向けた規模の拡大や、野菜なと他の作物との複合化を進める上て、有効なものてあると考えている。
○ このため、道としましては、直播用の品種や低コスト栽培技術の開発を促進するとともに、農業改良普及センターにおいて、各地域で直播栽培に取り組む生産者の方々と連携を図りながら、現地研修や実証展示なとにより、栽培技術の高度化に努めているところてあり、今後とも、こうした取組を通し、直播栽培の普及を一層、推進してまいる考え。

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一般質問を行う 第3定例道議会 「情報提供制度」

2010年09月30日 | Weblog
一般質問を行う 第3定例道議会

「情報提供制度」について

第3回定例道議会が9月14日から10月8日まで行われています。
私は9月27日午後1時より本会議に於いて一般質問を行いました
教育課題の中では「情報提供制度」の質問について次のように行いました。

私はこの制度では教育現場は何も良くならないと考えています。
問題な点は数々ありますがとにかく次の点で質問を行いました

二、「情報提供制度」について
 教育行政は子どもたちが学びやすく教職員が働きやすい教育効果の上がる教育環境整備などと考えます。
 しかし今、道教委教育長は21世紀の現代社会で決してやってはいけない事を行っています。それは「情報提供制度」という名のついた言わば「密告」制度です
 良識ある市町村教育長は問題として捉えており問題点も指摘しているやに伺っています。
 かつての密告社会では家族でさえ、まして他人は信用されない存在でした。
 教育で一番重要なことは先生と児童・生徒の信頼関係であり先生と保護者・地域との信頼関係です。信頼関係無しに教育は成り立ちません。
 それなのに道教育長は信頼関係と人間関係を破壊しています。

 道教委は超過勤務に対しては取るべき実効策を取らず放置状態なのに「情報提供制度」を導入する神経が理解出来ません。
先進国に類を見ない21世紀の教育界における最悪の「制度」と私は思います。
 全国で問題になっているモンスターペアレント対策の為に、警察OBまで雇っているところもある状況であり、この「制度」はクレーマーに勢いを付ける事にも成るのではありませんか。
 現在まで「制度」による情報提供は無いと道教委は述べています。ある現場からの話ですがこの制度決定以来学校に匿名でのクレーム電話が来ると、校長は「電話の事実があったかどうか」を従前にも増してしつこく職員に聞くようになりいい加減に嫌になる。こんな事が2~3回続いたとしたら職場は破壊されてしまうと言う危機感がある。と言う声を複数聞いています。そこで伺います

1.道教委にはこの様な話が伝わっているのか。職場環境が冷たくなって困るのは教職員であり影響は教育活動にマイナスとなるが道教委はどの様に考えているのか。

2.この制度の究極の目標は通報された者を免職を含める行政処分もしくは刑事罰を持って有罪という犯罪者を作り出す為の制度と考えますがいかがか伺います。

3.この制度では「通報者」は氏名、連絡先を明らかにしなければならない。とし情報提供者が特定されないようにする。としています。
どの様な場合に成ろうとも教育長は「通報者」の氏名を秘匿し続ける事が出来るのか伺います。

4.代表質問に於いて「情報提供制度」をもっともっと広報する。主旨の回答をしていますが。回答の陰にある言葉は違反者が居る違反者が居る、教職員は悪いやつだから監視しろと言っているのと同じです。道教委が言えば言うほど学校現場での信頼関係を断ち切る事になります。おびえる先生の気持ちは、子どもたちに良い影響を与えるはずはないのです。現場の混乱の責任は道教委にあります。この事をどう考えているのか伺います。

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私はその日その様な記者会見があることを知らなかった
『北海道教育委員会が始めた教職員の法令違反に関する「通報制度」は、思想・良心、学問の自由を定めた憲法に反するとして、道内の教職員計約6300人が27日、札幌など道内の4弁護士会に人権救済を申し立てた。』との記事がありましたが、私は質問が終わってからこのことを知りました。
 そして不明者からの電話により「校長」が教職員に度が過ぎる調査を行っていることも私が入手した事例と異なる事例が出ていることが明らかになりました。
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通報者を秘匿は出来ない、再質問で答える

通報者を秘匿は出来ない「情報提供制度」再質問での主旨

「通報制度」について再質問を行いました。この結果教育長は「裁判所から提出命令を受けた場合など、法令等に基づく場合は除外されているところ」と回答し結果的には裁判になれば通報者を秘匿できない事を明らかにしました。

質問

「情報提供制度」について再質問します。
アンネ・フランクはナチスの強制収容所で15歳の短い生涯を終えました収容所が開放される1ヶ月前でした。ナチスの激しい迫害と差別に負けず、未来への希望を失わない少女の思いが綴られた「アンネの日記」は今もって読む人々を感動させる。
アンネはドイツ秘密警察に電話で密告され捕らえられ強制収容所に送られ死亡した。アンネは密告による犠牲者です。
刑事犯を個人が訴える事は出来ます。その場合告訴、告発する人は口頭でも良いとされていますが、氏名を明らかにし署名押印しなければ有効と扱われません。
道教委がこれまで行っている説明では、ある個人が「通報制度」で通報された場合最終的には行政処分や刑事処分を受けてしまう事となります。
この通報制度は人を処分する制度としては法的手続きをないがしろにした制度です。人の一生を左右する「通報制度」がとても安易な考えで作られていると私は考えます。
この通報制度はデュー・プロセス・オブ・ローが無い。つまり法に基づく適正手続が全くないことです。
この制度で「通報」された人は最終的には身の潔白を証明するために裁判を行うか、若しくは「名誉毀損」や「誣告罪」で裁判を起こすか刑事裁判に付されるかが予想されます。その裁判の過程で「通報者」を明らかにしなければならなくなります。
証拠に基づいて裁判は進みます。証拠というのはこういうことがあったそうだと誰かから伝わった事「伝聞」では証拠となりません。
裁判において裁判長から証拠の提示を求められる事となった時に教育長はそれでも「通報」の内容若しくは「通報者」を秘匿しますか。
情報源の秘匿は日本の各裁判では認められなくなっているのが現状で世界の趨勢です。この「通報制度」は内部告発制度と異なります。
裁判長からの証拠の提示があった場合これに反する行為では教育長は処罰を受ける事になり、教育長は結果的に公務員を失職せざるを得ない結果になります。
この「情報提供制度」は制度上の欠陥があります。まだまだこの外にも多くの問題点を持っています。

そこで教育長に伺います。
裁判所の要求が有ったとしても秘匿するのかどうかお答え下さい。

・解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「通報制度」で通報されると内容においては、刑事罰としての刑法犯扱いか行政罰「服務監督権者からの罰最大の罰は免職」を受ける事となる。刑事犯が一般人から訴えられる場合その多くは告訴であり所定の手続きがあります(署名、捺印)。厳格な手続きです。
 しかしこの「通報制度」では通報者の氏名を秘匿するとしています。安易な通報が起こる可能性もあります。既に疑似通報が行われ教育現場で混乱が起きています
 また刑事犯においては証拠が重要ですが。今日大阪地検特捜部での証拠偽造で起きている現在です。捜索権の無い道教委が証拠保全の能力はなしと考えるのが妥当です。
また「通報者氏名」を秘匿すし通報しやすい状況をつくろうとしていますが、21世紀の現在裁判で氏名の開示要求が出るなら教育長は氏名を明らかにしなければならない事を理解しているのかを問うたものです
 私は秘匿しきれないと考えていました。
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回答

情報提供者の保護についてでありますが、
○ 「北海道情報公開条例」におきましては、特定の個人が識別され得るもののうち、通常他人に知られたくないと認められるものについては、非開示情報とすると規定されており、本制度の要綱においてもその旨、定めているところ。

○ 一方、「北海道個人情報保護条例」第8条においては、実施機関は個人情報取扱事務の目的以外に個人情報を当該実施機関内において利用し、又は当該実施機関以外のものへ提供してはならないと規定されているところでありますが、裁判所から提出命令を受けた場合など、法令等に基づく場合は除外されているところ。

○ 道教委といたしては、こうした条例に基づき、個人情報については厳正に管理するとともに、法令等に基づき提出を求められた場合には、関係法令の定めるところにより、適切に対応してまいりたいと考えているところ。

・解説・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 この度の「通報制度」は教育長決定なるものです。教育長が自分の仕事をしやすいように決定した事です。さらに内部告発とは異なり道民全体を「通報者」にしている事です。
 「通報制度」で氏名は秘匿されると思って通報した人も教育長は秘匿しきれない事が今回の質問で明らかになりました。
 通報者の氏名を秘匿し守ると言いましたがいろいろな状況下では秘匿は除外となる事を理由付けているだけです。
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3定一般質問行う 高校配置計画を質問

2010年09月30日 | Weblog
3定一般質問行う 高校配置計画を質問

岩見沢東高校間口削減問題など

第3回定例道議会が9月14日から10月8日まで行われています。
私は9月27日午後1時より本会議に於いて一般質問を行いました
その中での教育関連の質問をお知らせします。

下記の質問は高等学校配置計画が毎年作成されますが
私は慎重に行うべきとの持論があります。
子どもたちのことをもっと暖かく見つめてほしいのです。
岩見沢東高の間口削減もとんでもない話です。
この様な思いで質問しました。

一、高校配置計画の問題点について。
 平成23年~25年度の公立高等学校配置計画を決定し6校で6学級の減が行われました。高校再編について伺います

1.道教委は広大な地域を有する学区で学区内定員総数と中学校卒業者数の関係から将来の学級減を3年先を見越して強引に決定した事は大きな間違いです。

 閉校する地域の過疎化を急速に進めることや、道からの通学費援助があっても通学費がかかる為に進学を断念する事や、地域の高校に通えなくなりわざわざ遠方の学校に通わなければならなくなる生徒の気持ちを道教委はどう考えるのか伺います。

2.岩見沢東高等学校の平成25年に6学級を5学級に減少させる決定について伺います。

①.平成22年当初の道教委の考えの中では南空知学区では学級減を0~1とし減をしない選択肢もあったようですが当時の考え方を伺います。

②.新北海道総合計画における「安心で活力ある地域づくり」に関する施策の1つとして道教委は「地域医療を支える人づくりプロジェクト」を展開しており、医進類型指定校9校を指定しています。現在、医進類型指定校のうち4校が6間口、5校が7間口です。

 岩見沢東校が5間口となった場合6間口や7間口の学校と比較すると教員の配置数が少なくなり医進の為の指導が困難になります。医進類型指定校としての存続自体地元では非常に不安視していますが、それらをカバーする教員の増加配置が可能であるのかどの様な考えか伺います。

③.2年続けての欠員を出した事が間口減の理由になったのではないかとの推測も出ています。しかし、同様の指定を受けている函館中部、北見北斗、苫小牧東、室蘭栄も欠員を出しています。2年連続欠員の学校もありますが。間口減にはなっていません。他校は間口減になっていないのにどうして岩見沢東だけが間口減になるのか理由を伺います。

④.岩見沢東校への出願者数が今後募集定員数を上回った場合学級減が見直されるべきと考えますが所見を伺います。
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