かわい清秀

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建築契約は来春だが60億円を上回る金額提示者を優先交渉権者とした 非常にラフな見積り金額提示で良いのか

2024年07月17日 | Weblog

第2回定例会新病院に関する再質問編


令和6年第2回定例会(第2号)令和6年6月21日 一般質問:河合清秀(みどりの会) (youtube.com)


仮に施設規模の見直しやコスト調整が整なわなかった場合には新病院の建設に必要な要素の一つである安定した経営基盤の確保が難しくなることから工事契約の締結を断念せざるを得ない。 

※との答弁をしていることについて再質問を行った。一問一答方式で再質問


市長答弁

お答えいたします仮に施設規模の見直し後においてもコスト調整が整わなかった場合には、新病院の建設に必要な要素である安定した経営基盤とかは難しくなることで、あのご指摘の通りだと思いますが工事契約の締結を断念せざるを得ないというふうに考えてお答えをしている通りです。

との答弁があった。

しかし、次のように続けた。

その場合新病院の建設を当面見送ることに繋がりその間に患者も医療スタッフも本圏域から離れこれまで本圏域内で完結した地域医療が維持できなくなってしまう可能性があります。


※令和2年4月に「新岩見沢市立総合病院建設基本構想」を策定し今日に至っている。

すでに4年の歳月を費やし 423億円規模の基本計画を策定しているが。

私はこれにエネルギーシステム23億円が必要で既に446億円規模と膨らんでいる。と考えている。

※総工事費を 令和4年10月13日 全体事業費344.0 億円と発表した。

※さらに 公開:令和6年4月25日  全体事業費 423.0 億円と発表

    

※審査の経過・講評など(令和6年4月25日公開)
 優先交渉権者 大成建設株式会社札幌支店

※令和6年5月31日付で、優先交渉権者と「岩見沢市新病院建設工事実施設計技術協力業務」の委託契約並びに三者協定を締結しました。

その中で大成建設は概算工事費見積額:36,830,596,000円(税込)と発表しました。

※市が示した工事参考価格で307億6000万円でした


市の工事参考価格と比較すると、60億7059万円オーバーする金額です。

そこで、河合は再質問で



この60億円と言いますとこの庁舎を立てる建設費とほぼ匹敵する金額なんですよね、でそれを、その一年もかからないうちに削減してやっていくと言うことになると基本設計から何から全部あの今までのものと違うものになって行くんじゃないかと思うんですよ。

と質問しました。

市長答弁

あの今回の見積もり金額については限られた期間の中での非常にラフな見積り金額提示であったこと、また電気設備工事をはじめとする内容については充分精査の余地があること

さらに河合は再質問



 わたくしはね結局今あの言葉尻をとらえているわけではないんですよ。時間がなかったからラフなというようなことで進めてきたんでこうなったっていう意味が含まれたと思うんですけれども、私はやはり市としても色々な段階を踏まえて契約してお金も払ってそして設計、基本設計もしてもらってやっているんだけれども、
 その分に充分でない大雑把な面があったっていうようなことがあったから今回のような、いろいろなことで乖離したことが起きたんじゃないですか、しっかりと将来にその禍根を残さないためには多少時間がかかっても市民の負担を増やすようなことをしちゃいけない。

と質問しました。

市長は

 建築費が日を追って増嵩して行く中で参考価格として見積った時期の価格とそれからECI事業者が採用した時期が大きく違うことによってそれだけでも大きくなる乖離があるそれと充分な時間を取っておりますがそれでも道内の大方プロジェクト等が発生見込まれており、また発生をしておりますので、特にあの設備業者等を始めその内容について充分な精査ができていなかった。そういったいろいろな状況を踏まえて一定の合理的な理由があるというふうに判断をいたしましてECI事業者として審査委員会での充分な議論あるいは結果を受けて選定したわけでございます。

等と答弁

さらに河合清秀の再質問

私たちは払うものも払ってやっているし、先ほども述べましたけれども423億っていう金額が出てから3ヶ月か4ヶ月で今回の金60億を上回る金額ができ出てきたわけですから。

市長答弁

ラフと申し上げたのは限られた期間の中で非常に概算の要素の強い点でラフと申し上げただけで乱暴だとかそんな意味で使ってるわけでもございません。



岩見沢市新病院建設工事基本設計業務に関する公募型プロポーザル実施要領

によると

2 業務の概要
(1)履行予定期間 契約締結日の翌日から令和6年3月中旬まで(14か月程度)
(2)業務内 容 別紙 岩見沢市新病院建設工事基本設計業務仕様書のとおり
(3)担当部 署 岩見沢市立総合病院 事務部 新病院建設準備室
(4)見積上 限 277,000,000円(消費税及び地方消費税相当額を含む。)

およそ2億7700万円を岩見沢市新病院建設工事基本設計業務に費やしているのに。

ラフな見積であったで済まされる問題なのだろうか。

市民の皆さんのご意見をいただきたいと思います。


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