ここまで歩いてきた道は、山裾の林の中を抜けるような感じだったので、
ちょっと薄暗かったのですが、ここに来て一気に明るくなりました。
「大神神社」から「檜原神社」の行程の半分くらい来たでしょうか。
丁度「三輪山」側に目をやると、
鳥居と桜の木(多分春には薄ピンクに染まるのでしょう)と山裾の池。(※岩坪池とのこと)
よく見ると、池の向こうに「赤いお社」風の屋根と白い建物。
鳥居があるということはこの先に「神社?」、どこまで行けばいいのかは不明、
でも行く…
??
数分で着きました(😥)。
かなり古い社ですが、供えられている「榊」は新しいので、
必ず誰かがお参りされていると思われます。
二つ目の鳥居をくぐってみると「拝殿」らしき建物、
手前の参道から山の麓を見ると、
始まりかけた紅葉とともに、岩坪池の畔に鎮座されている「社」のようで…
水に映る景色がとても綺麗、紅葉も始まりつつある、後ろの山はもちろん「三輪山」。
ハイカーは誰も来なくて静かで、ゾクゾクっとする神聖な場所でした。
「山の辺の道」に戻ってよく見ると
【日本最古 八大龍王弁財天大神】との案内。
帰ってから調べてみると「龗神(オカミノカミ)神社」だそうです。
(大神神社案内図には記載されていないので、この標識が頼りです)
その先、少し田園風景を歩くと「蓮の花の紹介」、
google mapには「茅原ハスロード」と出ています。
桜井市観光協会のYou tube より
来年の夏ごろを楽しみに待ちましょう~
さて、今回の第2の目的地は…
標識ありました!
【玄賓庵】です。
≪ここは玄賓僧都が隠棲(インセイ)していた庵で、
ここには重要 文化財の木像不動明王座像が伝わっています。
謡曲で 有名な「三輪」は玄賓と三輪明神の物語を題材にしたものです。
玄賓は弘仁九年 (818年)になくなりました。≫
案内板の下にカタバミ? 可愛い。
ホッと一息。。。
まだ続きます、一旦休憩
私がこの道で最も記憶に残っているのは、高校生の頃(50年ぐらい前になります)たしか土曜日の夕方に関西テレビで「万葉の旅」という番組があって、大阪大学の犬養孝名誉教授が、山の辺の道を歩きながら万葉のロマンを語っておられたことです。この番組で万葉の昔に強く惹きつけられました。
明日香村に犬養万葉記念館という施設ができているようなので、一度行ってみたいなと思っています。
「石切場」があり、「高松塚の石棺」と書いてありました。
この山の石が、飛鳥の「高松塚」に…と思うと
感慨深かったです。
奈良の歴史は深いし、昔の人はすごいことをやっていたんだなと、興味は尽きません。
https://inukai.nara.jp/ 行きたいですねぇ…