忍者回廊巡り 真っ最中! その13-3 南宮山登ります

2020-07-26 10:47:08 | 伊賀忍者回廊巡り
「南宮山」を登ろうと挑戦したのは、5月15日のこと。

伊賀一之宮の「敢國神社」の表参道を通り過ぎ、道なりにどんどん進む…
ひたすら山の中の道なき道を進む、、、、いくらなんでもこれはおかしいやろ?と、
さすがの方向音痴のワタシも、このまま進んだら(捜索願が必要になる!)エライコッチャと怖くなって引き返しました!

もう一度、振出しに戻るつもりで、社務所に戻り尋ねると
「右側に案内があるはずですよ」とのこと。  なぬ? 案内?
再チャレンジします(ここであきらめなかった、ワタシ エライ!?)
じっくり右側ばかりを見渡しながら歩きます、、、
確かに、赤い鳥居から100mほどのところに  若干寝てました

確認のため7/24に再訪問して見てきたら  起きてました(笑)
なので、気付かずに通り過ぎてしまったのですね、もっとよく見ないとダメです!

一目見て、この道行くべきか、行かざるべきか!?一応悩みました。
 ここは「落ち葉道」=滑る
山の中の森を進むわけですが、最近あまり人の手はかけられていないという予感はありました。
当然荒れた山道であろうと、、、

実は、5/12に「霊山初登頂」をしており、ちょっとチャレンジ精神が芽生えてるとこだったので「勢い」もあった(笑)、
途中でアカンかったら戻ればいいや、という気持ちで進むことにしました。

しかし、けもの道みたいだし、落ち葉でツルツル滑るし、岩肌むき出しの急坂だし、水はにじみ出てるし、
言えばきりのないほどの恐怖の道なので、一切写真はなし!
(こういう状況でも一人でブツブツ文句を言いながら進むのです、でもほんま怖かった、
帰り道に滑って転んだらこんなところへ誰が助けに来てくれるんやろ?と真剣に思いましたもの
でも途中でこんな石を見つけた時はうれしかったので撮りました  笑っているように見えたので(笑)

ブツブツ文句を唱えながら(頂上で神様が祀られているということをすっかり失念してました…)、
やっと尾根伝いの道になってきたと思ったら、何やら見えてきましたよ
 NHK中継塔が見えました!
これね、南宮山を遠くから見ると必ず見えるんですよ、2本の塔が立っている風景…
 (遥か遠くですけど見えますか?)

その先に鳥居も見えます! 
いきなり、1/3ほどですが視界が広がります、
そうです、このご褒美があるから頑張れる!という瞬間です、登りだして30分ほどでした。
  ゆめドームから比自岐方面

  大山田方面の田園風景
アンテナやら建物や木々の隙間から、伊賀の盆地が見渡せるのでした。

 南宮山三角点
標高約350m
  
鳥居とツツジ、浅間社の祠と石仏など
(週に一度はここに上ってお世話をしてくださる女性の方がいらっしゃるとききました、
そのおかげでしょうか、きれいにお掃除されていました)
この社(やしろ)には富士山の浅間神社から勧請された「木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこ)」が
祀られているとのことです。

また、織田信長が伊賀攻めの後、この山に登り伊賀一円の様子を観察していたそうです。(伊賀の中世城館より)
参考文献:三重大学伊賀研究拠点「南宮山砦を訪ねて

下りは、20分ほどで滑り下りたような気がします、無我夢中で、、、
おかげさまで無事で何より、きっと神様が守ってくれたんだと思います
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