インセプション
2010年/アメリカ
受け入れ切れるかなあ
uminekoさん
総合 80点
ストーリー 75点
キャスト 85点
演出 80点
ビジュアル 85点
音楽 80点
先行上映があったのでちょっとみてきました。これは結構手強い映画ですね。ラストでまっぷたつに分かれそうだなあ。評価が。
ディカプリオが遂行すべき任務とは潜在意識を植え付けること。それをチームで行うんですけど、ディカプリオの潜在意識が邪魔をするって、そゆ理解でいいのかなあ。
ただつながりがね。なぜ主人公は危険な任務に就くのかってとことがよわよわですね。たとえば誰かを人質にとられたとか、自分の名誉回復のためとか、そゆうのあると思うけど、この映画の場合、親権を奪われた子供たちに会うこと、っていうのが、なんとなく拍子抜けしちゃう。本来詐欺師なんですけどね、ディカプリオ。もうちょっと彼や彼の妻のリアルな言動を見せてくれてもよかったかな。
罪の潜在意識が夢の中でさらに物語を紡ぐってとこが、難解さの源泉でしょうね。なにしろ潜在意識だから、シナリオが唐突。でもまあ、しょうがないやって感じ。
ところで渡辺謙はとってもよかった。しゃべりがドコモのCMっぽいとこも、ナチュラルで素敵(笑)。ヒロインの女の子、エレン・ペイジがいいね。彼女がいたからこの映画がリアリティを持てたんじゃないかな。花マルあげたいです。
でもでもやっぱラストだね。ちょっとうなってしまうなあ。自分が演出の側なら、どうだろう。アリだとは思うけどね。というわけでけっこう高得点をつけました。皆さんはどうですか?