少年メリケンサック
2009年/日本
元気の出る、いい作品でした
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uminekoさん
総合
90点
ストーリー
85点
キャスト
90点
演出
80点
ビジュアル
80点
音楽
80点
思っていたより、ずっとずっといい作品でした。宮藤監督の作品は、テレビだとなんとなく作り物っぽいんですけど、たぶん演劇とかで映えるんじゃないかな。そう思う。
宮崎あおいさんがうまかったなあ。変顔とか話題だったけど、そこじゃないんだよね。喜怒哀楽のすき間にあるものを、きちんと表現できている。大河でブレイクもうなずけます。
一番すきなのは、みんなでらららって歌うとこ。あれは最高!
ところどころ、暑苦しい(ごめんね)演出もあるんだけど、うまくはまってますよね。ヤング中年たちのどうしようもないかっこ悪さもマルです。
身体の芯のほうが、じんわりあったかくなる感じ。かなり好きかも。
20世紀少年-第2章-最後の希望
2009年/日本
それはないと思うなあ
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uminekoさん
総合
60点
ストーリー
40点
キャスト
80点
演出
60点
ビジュアル
70点
音楽
60点
第1章は、あんまり期待せずに行ったんですけど、結構よかったんですよね。配役の妙もあったし。で、初日にいってみたよ。
その分、肩透かしだったなあ。小泉役の女の子はとってもよかった。カンナも自分的には許す。ブルーのジャケットと帽子がとても似合う。
でもね。ミステリーのテイストが全然ないでしょう?それがなー。もっと情報は少なくてもいい。正直、中だるみです。よくある3部作の真ん中(言いすぎ)。
カンナのおせっかいな部分とか、ばっさりだったからなあ。群像劇じゃなくて、カンナの視点から語らせてもよかったんじゃない?感情移入のしにくいつくりだったよね。
コミック愛読者としては、どうにもこうにもというのが結論かな。第3章をみるためのつなぎとしてみておくなら、ま、悪くないかも。
久々にとほほって思った作品でした。やれやれ。