林檎日記

わたしです

『彼らが本気で編むときは』他

2017-03-13 05:56:00 | Weblog
珍しくここ10日間で映画を3本みた。
そもそも映画を観れるところにあまり行かないし、行っても観に行く時間がなかったりして、あまり観てないのよ。
ジャニーズ映画すら。
もう、何本も見逃してるよ。

一週間ほど前に盛岡に行く機会があったので、「よし、観れるぞ」と思ったのは『彼らが本気で編むときは』か『ふたりの疫病神』(だっけ?横山くんの)ですが、時間が合わなくて断念。

変わりに洋画を二本見た。『ラ・ラ・ランド』と『素晴らしきかな、人生』。

ところで私は、批評したがりだよね

『ラ・ラ・ランド』は終わった後に楽しい気分ではあったけど、ストーリーがイマイチ。悪くはないけど良くはない。深みがないかな。音楽は見終わった後も頭の中にずいぶん残っていたので、良かったんだろうなー。映画のミュージカルって、面白いね。舞台だと、舞台上でやるしかないからリアリティは求められないじゃん。映画はリアリティ求められるのかなーって思ってたんだけど、でも、セリフが歌である時点でリアリティもないしね。多分ミュージカル映画ってはじめて見たんだと思うの。 だから、私にとっては新しくて、それも楽しかったわ。

『素晴らしきかな、人生』は、なかなか面白かったのに、ツメが残念というか。「主人公が3人の役者と関わる事で考え方が変わって行く」というストーリーなはずですが、主人公を変えたのは違うものだよね。って思うから。主人公の同僚たちとその役者との関係についてはうまく描かれてて良かったと思うんだけど。あれがきちんと主人公にもなされていれば文句なかったのに。主人公に大きな変化が起こった時に「あれ?これ、役者関係なくね?」って思っちゃったから、気持ちが醒めたよね。

で、本命の『彼らが本気で編むときは』をやっと昨日観れたのですが。本命ったって、そんなに見たかったわけでもない。かっこいい斗真君が見れるわけでもないし。
でも、結果、この3本の中では一番良かったよ。ストーリーに文句の付け所がない。普段から「少数派の人のことを知っていないと、差別しちゃう」という思いも持ってたし。クスッと笑えるシーンもあって。
私は主役の女の子の「あんたのおかあさんはときどき間違う」っていうセリフが好きです。「ときどき」間違うけど、「いつも」ではないんだよね。そこ、大事だよね。「あんたのおかあさん」もこの子のおかあさんも、ダメな所はあっても、「いつも」「どこも」ダメなわけではない。って含んでるセリフだと思ったので。
あと、これは、単純に私の好き嫌いの問題だけど、りんこさんのような女を全面に出してる(と私は感じる)女の人をみると、私はイラっとする。身体が男性ゆえにより女性らしく、の振る舞いなんでしょう、いやいや、「女らしく」ではなくて、「りんこさんらしく」なんだろう、とは思っても。あーいう仕草って、イラっとするわ。

私が「女らしく」に囚われてるってことなんでしょうねぇ。

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