店主のだらだら草子

スローライフを目指すi-sumi.com店主の気ままな日記

立木観音

2008年07月27日 | スローライフ
十数年前にちょっと困ったことがあって、その時に苦しい時のなんとかで縁ができ、それ以来毎年7月に年に一回、こちらでは厄除け観音として有名な「立木観音」へお参りをしています。



約700段あまりの急な階段があります。


ここ最近、京都は連日36℃、37℃という気温で、(立木観音は滋賀県なんで多少は気温が低いですが)家族は「こんな日に行ったら熱中症になるで」と心配してくれますが、例年のお参りではそんなにものすごく暑かったという記憶がない・・・

行ってみてその理由がわかりました、参道は木陰の連続なんです。
700段あまりの階段を、クネクネと曲がりながら登るのでそれなりに汗はかきますが、樹はありがたいですねえ。歩きながら鳥の声も聴こえますし。(笑)
今日はキツツキのアオゲラとメジロ、シジュウカラなどが聴こえました。
10日ほどすればお札が送られてきて、また一年ご加護を受けます。お世話になります。
この階段、健康チェックにもいいかも。
5分でゼイゼイいっていた年もあったけど、ここ2~3年はすんなりとほとんど休憩なしに15分ほどで登れてしまいます。年を重ねてから元気になったというのもありがたいことですね。


以下は「滋賀県」のHPより
弘法大師が刻んだ厄除け観音
 瀬田川洗堰(南郷洗堰)から瀬田川を南に2kmほど下ると、右手に立木観音(正式名称は安養寺)の登り口が見えてきます。鹿跳渓谷(ししとびけいこく)に向かってそびえる立木山、その斜面にある急な階段を、石段途中からときおりのぞく瀬田川を眺めつつ700段あまり登りつめると、小さいながらも落ち着いた雰囲気の立木観音の境内が広がります。
 立木観音の起源は次のような伝説で語られています。弘仁6(815)年、諸国を修行中の弘法大師が、瀬田川のほとりに立ち寄った際、対岸の立木山に光を放つ霊木があるのが目にとまりました。しかし、急な流れの瀬田川を渡りあぐね、しばらくたたずんでいたところ、突然白鹿が現れ、その背に弘法大師を乗せ、霊木の前まで導き、そこで観世音菩薩に変化し、虚空の中に消え去りました。この奇跡に感じ入った弘法大師が、霊木に観世音菩薩を刻んだのが、立木観音の始まりだということです。

今回、デジカメを忘れてしまいましたので、画像も「滋賀県」のHPからお借りしています。

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10 コメント

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樹木はありがたい (fagus06)
2008-07-28 09:07:53
でしょう?
私も時々、この立木観音の前は通るのですが、登ったことがありません。
立木観音、ということは立木に観音像を彫ったということなので、それを見に行こうと思っているのですが、ネットで調べても、その樹はもうないようですね?
階段がかなり長そうで、シンドそうなので、足踏みしています。15分ほどで行けますか?行ってみようかな?
万歩計は持って行ったのですか?
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fagus06さま (scops)
2008-07-28 18:13:32
残念ながら、伝説の立木はないです。

階段は長くてしんどいのは確かです。でもゆ~っくり登っても30分はかからないと思いますよ。
万歩計はつけていったんですけど、同じ1歩でもかなり割り増ししておかないとね~(笑)

fagus06さん、お近くなんだからぜひ。今なら上でおいしい柚子湯がいただけますよ。
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立木さん (hitoha)
2008-07-28 21:40:40
子どものころから名前は知っていましたが、それだけのことでした。でも、劇団で「送り火」という作品をしたとき、その中のセリフに、「立木さんにお参りにいかはったらどうどす」というのがありました。今でいうところの認知症にならないために参ったらどうですか…という意味で言われていたのですが。
木陰は涼しいのですね。鳥の声も聞きながらなんて、最高ですね。エアコンなんかより、ずっと気持がいいですね
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hitohaさま (scops)
2008-07-28 23:42:15
立木さんは女性の厄除けだそうです。(通説)
ちなみに男は石清水八幡宮。

立木さんの横には宇治川も流れていますから、余計に涼しいんでしょうね。宇治川といってもこのあたりは広くなく、急流です。

hitohaさんはお誕生日をお迎えになったそうですが、女性の本厄(33)の年はちょっと過ぎたのかな?(笑)
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間違いです。。。 (hitoha)
2008-07-29 00:55:14
前述の台本の話ですが、立木さんではなく、岩間さんでした!申し訳ありませんあ~情けない!何度も演ったお芝居なのに…
本厄…かぁ… …↑のような私ですので、厄年に関係なく、行った方がいいかも
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hitohaさま (scops)
2008-07-29 23:05:57
聞いた事ないなあと思っていたんですよ。「岩間寺のぼけ封じ」と言われているものですね、納得です。(笑)
言葉は悪いですけど、このぼけ封じはいつも多くの人で賑わうそうですよ。岩間さんと立木さんはすぐ近くですね。
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暑いですねえ ()
2008-07-30 16:46:28
という挨拶は余計暑苦しい?scopsさん、信心したら健康になると言うのは、こうして樹木の間を歩いて急な石段を上がることで健康にも良いのではないかと700段と言う石段を見上げて思いました。
どんな暑い日でも樹木の下はひんやりと気持ち良いですね。そこに風でも吹いてくれれば極楽です。

何気に建っている神社仏閣も先人の思いがこもっているように思います。重機などない時代にこんな山の上によくぞ建てたと思う私です。
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風さま (scops)
2008-07-31 10:14:21
こんな山の上に建てるのは大変だったでしょうね。
お札を売ったり掃除をしたりする人も、毎日通うのが大変だなあと思います。丈夫になるでしょうけど。(笑)

風さんのところの名物、柚子を使って「柚子湯」が振舞われていましたよ。とってもおいしかったので、おかわりしてしまいました。
暑いときに熱いものを飲むのも、またいいものですね。
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涼しそうな所ですね。 (のこたん)
2008-08-01 08:39:23
 すぐに地図で確認してしまいました。(笑)
 我家からも、日帰りで行ける所かな~~~!
 心が洗われるような感じがしますが、700段の階段ですか・・・。
 絶対にフーフーゼェゼェーになるでしょうね。

 昔の方たちの信仰心は本当にすごいですよね。

 私も昨年、「美濃の清水さん」と呼ばれるお寺に行ったのですが、「このような所にどうやって建てたの?」と不思議になるほどの場所でした。

 昔の人のような心が、私にもあるのかしらと反省してしまいます・・・。
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のこたんさま (scops)
2008-08-01 12:45:19
私もさっそく「美濃清水」を調べてみました。(笑)
大日山日龍峰寺、岐阜県下最古のお寺だそうですね。いい感じのお寺でした。

ここの立木さんは、宇治川沿いに階段の下に駐車場がありますので(無料)、行きやすいですよ。
登る途中、ところどころにお参りの方の歌碑がありますので、休憩がてら、それを読みながら登るのも一興かと。

私は年に1回だけですけど、やっぱり昔の人の心根の美しさを感じます。
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