GNH(国民総幸福量)という言葉をご存知でしょうか?
「GNP(国民総生産)」や「GDP(国内総生産)」はよく聞きますね。
GNPは Gross National Productの略。Pはプロダクツですから、経済・お金を中心とした考え方。
GNHは Gross National Happiness の略。Hはハピネス、幸福。
「GNP」より大事なのは「GNH」と言ったのは、ヒマラヤの小国ブータンの当時21歳の若き国王。(GNHという言葉自体もこの国王の造語です。)
つまり、お金や物の量より、国民の幸せの量の方が大事じゃないですかという問いかけです。
もちろん、幸せのバロメーターはひとそれぞれ。でも経済的な成功だけが幸せではないはずです。
経済大国日本、お金はたくさんあるのでしょうけど「幸せです!」と言える国民の割合は、貧しい小国ブータンをはたして上回っているのでしょうか?
ブータンは国策としてGNHを実践しています。
1)経済成長と開発、2)文化遺産の保護と伝統文化の継承・振興、3)豊かな自然環境の保全と持続可能な利用、4)よき統治
また、幸せの概念を次の9つの要素に分けて検討もしているそうです。
living standard(基本的な生活) 、cultural diversity(文化の多様性) 、emotional well being(感情の豊かさ) 、health(健康) 、education(教育) 、time use(時間の使い方) 、eco-system(自然環境) 、community vitality(コミュニティの活力) 、good governance(良い統治)
物質的には豊かとは言えなくても心豊かな生活が保たれていると考えられるブータン。「世界一幸せな国」とも称されるのもうなずけます。こういう考え方が本当の先進国なのかもしれません。
多くの人々がその生きる意義や価値を見失い始めている現代社会で、この言葉はこれからの価値観を考えさせてくれる言葉だと思いましたのでご紹介させていただきました。
GNHキャンペーン2007 「豊かさ」を問い直す
日経エコノミーより ブータンの「GNH(国民総幸福度)」に学ぶ発展の哲学
8/4加筆いたしました。
「GNP(国民総生産)」や「GDP(国内総生産)」はよく聞きますね。
GNPは Gross National Productの略。Pはプロダクツですから、経済・お金を中心とした考え方。
GNHは Gross National Happiness の略。Hはハピネス、幸福。
「GNP」より大事なのは「GNH」と言ったのは、ヒマラヤの小国ブータンの当時21歳の若き国王。(GNHという言葉自体もこの国王の造語です。)
つまり、お金や物の量より、国民の幸せの量の方が大事じゃないですかという問いかけです。
もちろん、幸せのバロメーターはひとそれぞれ。でも経済的な成功だけが幸せではないはずです。
経済大国日本、お金はたくさんあるのでしょうけど「幸せです!」と言える国民の割合は、貧しい小国ブータンをはたして上回っているのでしょうか?
ブータンは国策としてGNHを実践しています。
1)経済成長と開発、2)文化遺産の保護と伝統文化の継承・振興、3)豊かな自然環境の保全と持続可能な利用、4)よき統治
また、幸せの概念を次の9つの要素に分けて検討もしているそうです。
living standard(基本的な生活) 、cultural diversity(文化の多様性) 、emotional well being(感情の豊かさ) 、health(健康) 、education(教育) 、time use(時間の使い方) 、eco-system(自然環境) 、community vitality(コミュニティの活力) 、good governance(良い統治)
物質的には豊かとは言えなくても心豊かな生活が保たれていると考えられるブータン。「世界一幸せな国」とも称されるのもうなずけます。こういう考え方が本当の先進国なのかもしれません。
多くの人々がその生きる意義や価値を見失い始めている現代社会で、この言葉はこれからの価値観を考えさせてくれる言葉だと思いましたのでご紹介させていただきました。
GNHキャンペーン2007 「豊かさ」を問い直す
日経エコノミーより ブータンの「GNH(国民総幸福度)」に学ぶ発展の哲学
8/4加筆いたしました。
若い時とは違う思いで、先日、そんなことをふと思っている自分に気がつきました
どうしても、母のことを考えてしまうんですね
ずっと考えていたらやっぱり苦しくなります。
いろんなことを背負ったりしながらも、毎日をありがたいなと感謝し、大事に生きて…そんな日常をしあわせって感じるのかな、そんなことの積み重ねがこのごろ大事な気がしています
おっしゃるように、背負うものも多くなって動き辛くもなりますし、その重さに立ち止まってしまうこともありますねえ。私も何度か経験しました。
幸せの感じ方は人それぞれでしょうけど、不満を言ってしまえば幸せとは違う方向に行ってしまうということでしょうか? うまく言い表せませんが・・・
私は書きながら反省ばかりですが、こういう機会を得て、見つめなおして幸せと感じるようにしたいと思いました。
ちなみにブータンでは、経済本位でない「国民の幸福」を国家の施策として行っています。
①持続可能で公平な社会経済開発、
②自然環境の保護、
③有形・無形文化財の保護、
④良い統治。
これらは心の先進国と言えるかもしれませんね。
何のために経済の発展や文明の進化があるのか?と問えば、人間が幸福になるためでしょう。
例えば、「国際競争力を維持するために」という理由で非正規雇用など人間を不幸にする仕組みが出来上がっています。
人間の幸福を実現するために経済発展があるべきなのに、今は本末転倒になっています。
ブータンに移住できない以上、そういう世界と距離を置いて、個人的にGHPを追求する生き方をするしかないですね。
何が幸せかは人それぞれですが、先進国も今一度、国民の側に立って、幸福の本質を見直すべきだと思います。
話し変わって私個人のGNHですが、冷えたを飲むだけで幸せになれるのですから、夏は幸せが安く付きます。(笑)
若い時は「波乱万丈」な人生を送るのが幸せなどと、無茶苦茶な事を言っていました。(本当におバカでした。)
そんな事を口にした為に、色々とありました。
でもそんなすべての経験が、今の私を創ってくれたと思います。
今は、家族に「おはよう」「おやすみ」が言える事に幸せを感じ、青い空や綺麗な花を見ても、幸せを感じています。
もちろん私も、冷えたを飲んでも幸せです。
そんなのこたんさんみたいな人が増えるようになれば、もっとみんなが幸せを実感できると思います。たぶん、しあわせって、2乗3乗にもなるものだと思いますので。
幸せの基準は低い方がいいですね。低いがゆえに幸せはどんどんとその壁を乗り越えてやってくるんでしょうね。
幸福だ、と感じることができる人にだけ訪れるものかも、と思います。
感じることができない不幸な人も多いことを知っています。
いくら教えても本人が感じないことにはどうにもできないのですよネエ。。
幸福感を箇条書きにしてみたり 数値化してみたり、は
統治者にはぜひとも 努力してもらいたいものです。
文化遺産の保護と伝統文化の継承・振興。
豊かな自然環境の保全と持続可能な利用。
いいですねえ!
どんなに裕福でもモテモテでも(笑)、本人が幸せだと感じられなければ、幸せじゃないんですよね。
ブータンのように、普遍的な幸せの概念をわかりやすく掲げて、それに向かって政策を進めていく・・・日本には欠けている、国民目線の政治ということでしょうね。