話題の映画「オーシャンズ」を見に行ってきました。
この映画の監督ジャック・ペラン氏は以前にも「WATARIDORI」(渡り鳥)という映画で、その映像の素晴らしさを見せてくれていましたから充分な期待を持っていましたが、期待に違わず、どうやって撮ったんだろうという圧倒されるような映像がいくつもありました。
「WATARIDORI」ではその撮影方法に対して、私たち鳥の愛好家の中で論議を醸していた部分もありましたが、「オーシャンズ」では長い時間と運とで撮られたと思える、ずっとスケールアップした素晴らしい映像がたくさんありました。
会場に入って驚いたことは、お子様連れの方が多かったこと。嬉しい驚きでした。
テレビでの予告編の効果もあるのでしょうけど、こういう自然ものに対する見方も変わってきたのでしょうね。
私の席の隣にも2歳と5歳くらいの女の子がお母さんに連れられてきていましたが、素晴らしい映像に魅入っていた反面、自然保護を訴えるこの映画は、さすがにこの子たちには少し難しかったようです。
中には残酷なシーンもあります。ネタバレになるので書きませんが、ジャック・ペラン氏流の、人間による自然破壊や殺戮を批判するシーンでは、隣の女の子の「なんで殺さはんのん?かわいそう」という素朴な疑問に、この子のお母さんが答えに窮することもありました。
この映画の訴えていることは、生物多様性の重要さと、ひとつひとつの命の大切さだと思います。
これもネタバレになるので詳しくは書きませんが、ある魚のごく一部分が贅沢な食材になるため、その部分だけ獲ってあとは海に捨てます、生きたまま。
この映画では、海に落ちて行くこの魚を海底まで追って撮影しています。話に聞いたことがあって、おいしいと言われていてもこの食材は前から食べませんでした。実際に映像で見てみると、命をこんなに粗末にしていいのだろうかと悲しくなりました。この魚の、泳ごうとしても泳げない必死の形相が強く印象に残ります。
小学生でも中学年以上なら、この映画を見て、理解できなくても何かを感じてくれると思いますが、それも、人としての大事な部分の形成にきっといい影響があると思います。
もちろん、素晴らしい映像を観るだけでも値打ちがあります。大人の方もぜひご覧ください。
映画「オーシャンズ」オフィシャルサイト
この映画の監督ジャック・ペラン氏は以前にも「WATARIDORI」(渡り鳥)という映画で、その映像の素晴らしさを見せてくれていましたから充分な期待を持っていましたが、期待に違わず、どうやって撮ったんだろうという圧倒されるような映像がいくつもありました。
「WATARIDORI」ではその撮影方法に対して、私たち鳥の愛好家の中で論議を醸していた部分もありましたが、「オーシャンズ」では長い時間と運とで撮られたと思える、ずっとスケールアップした素晴らしい映像がたくさんありました。
会場に入って驚いたことは、お子様連れの方が多かったこと。嬉しい驚きでした。
テレビでの予告編の効果もあるのでしょうけど、こういう自然ものに対する見方も変わってきたのでしょうね。
私の席の隣にも2歳と5歳くらいの女の子がお母さんに連れられてきていましたが、素晴らしい映像に魅入っていた反面、自然保護を訴えるこの映画は、さすがにこの子たちには少し難しかったようです。
中には残酷なシーンもあります。ネタバレになるので書きませんが、ジャック・ペラン氏流の、人間による自然破壊や殺戮を批判するシーンでは、隣の女の子の「なんで殺さはんのん?かわいそう」という素朴な疑問に、この子のお母さんが答えに窮することもありました。
この映画の訴えていることは、生物多様性の重要さと、ひとつひとつの命の大切さだと思います。
これもネタバレになるので詳しくは書きませんが、ある魚のごく一部分が贅沢な食材になるため、その部分だけ獲ってあとは海に捨てます、生きたまま。
この映画では、海に落ちて行くこの魚を海底まで追って撮影しています。話に聞いたことがあって、おいしいと言われていてもこの食材は前から食べませんでした。実際に映像で見てみると、命をこんなに粗末にしていいのだろうかと悲しくなりました。この魚の、泳ごうとしても泳げない必死の形相が強く印象に残ります。
小学生でも中学年以上なら、この映画を見て、理解できなくても何かを感じてくれると思いますが、それも、人としての大事な部分の形成にきっといい影響があると思います。
もちろん、素晴らしい映像を観るだけでも値打ちがあります。大人の方もぜひご覧ください。
映画「オーシャンズ」オフィシャルサイト
ああ、そうか! 鳥好きな方たちには
WATARIDORIは格好の話題提供映画でしたね!(笑)
社会的に訴える部分のある映画とは知りませんでした。
小学校の高学年や 中学生くらいになったら ぜひ見て欲しいですね。
そんなにお子さん連れのお客さまが多いとは。
美しい映像の映画、とだけ思っている人は多いかもしれない?
テレビCMも役に立つことがあるって事ですね(笑)。
私も先週見てきました。
物議を醸した理由で「WATARIDORI」は見ていませんけれど、オーシャンズはすばらしい出来でしたね。
私はどうしても前に見た「ディープ・ブルー」や「アース」と比べてしまう悪い癖があるようです。
「アース」はホッキョクグマが温暖化の影響を受けて絶滅に瀕していることを淡々と訴えていましたが、「オーシャンズ」は人間の行動についてかなり直接的に捉えていましたね。どちらも訴えるものが迫ってきましたが、そこのところは小さいお子さんには難しいかもしれませんね。
でもscopsさんの書いておられた「隣の女の子の『なんで殺さはんのん?かわいそう』という素朴な疑問」をもってもらえればそれでよいのかなと思いました。
scops様のネタバレしない説明を聞き、ますます行きたくなりました。
次回のお休みこそは・・・。
遅くなりました。
本年もよろしくお願い致します。
美しい映像の映画、かわいい動物の姿だけと思っていた子供たちも多かったかもしれませんね。
隣の女の子より大きな子は、きっと監督の伝えたかったメッセージを感じ取ってくれていると思います。
「アース」もいい映画でしたね。
確かに「オーシャンズ」ではより直接的にメッセージを訴えかけてきて、子供たちには難しいと同時にびっくりしたことでしょう。
でも、あとに残る印象はこちらの方がやはり強いようです。
隣の女の子の素朴な疑問は、この子の潜在意識に残って、自然を大事にしてくれるようになるといいですね。
お忙しそうですね、ご主人様もすこしずつ快方に向かわれているようで、一安心です。でもあまり無理しないでくださいね。
お忙しいでしょうけど、観る価値のある映画だと思います。ぜひ。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
でも記事にはできませんでした(汗)
色々考えることも多い映画でしたね。
テレビCMよりはちょっと難しい映画でしたね。(笑)
でもすごいシーンの連続で、思わず魅入ってしまいました。そのあとの直接的なアピールでしたから、余計に印象に残るんでしょうね。
テレビでこの映画にかかわった唯一の日本人カメラマンを紹介していました。多分、あのシーンを撮影した方ではないでしょうか。
映像は素晴らしかったのですが、ナレーションが甘いな~と思いました。宮沢りえが原因ではなく、ナレーションの原稿が通りいっぺんというか、つっこみが足りないような気がしました。
多分、フランス語を訳しているんでしょうが、物足りなかったです。子供の観客を意識して、オブラートに包んでいるのかも知れません。
「WATARIDORI」、テレビで観ましたけど、いい映画でしたよ(笑)。
さすがに言葉のプロは突っ込みどころが違いますね。私はナレーションまで頭が回りませんでした。(笑)
コブダイのシーンは日本人カメラマンが撮ったとテレビで見ましたが、あのシーンもそうなんでしょうか?
そういえば日本人らしき人(東アジア系)が写っていましたね。