1372)房総ワンデイハイク 土気駅(７景目 昭和の森)

　朝の通勤列車での居眠りは至福のひとときですが、昨朝は熟睡してしまい、あわや下車駅を過ごすところでした。寝過ごした先の駅で、いかに平然とその駅で最初から降りる予定だったかのようにみせるのは私のような小市民には難しいので、気をつけねばいけません。


　房総ワンデイハイク、大網街道の急坂を上り切ると開けた住宅街が目に入りますが、その左手にあるのが「昭和の森」です。「昭和の森」土気町が千葉市に編入された記念に計画され、1975（昭和50）年に開園した、面積約100ｈａ（東京ドーム23個分）の敷地を有する森林公園です。

　この手の公園はアベックや家族連ればかりでお独り様は入りづらいのですが、公園内に小食土廃寺跡や荻生遺跡があるので入ってみました。行っても恐らく説明板だけでしょうが。


（入口ではツツジがお出迎え　－千葉市緑区小食土町 2012/05/13－）

　そんな気持ちで入ったのですが公園内は広々しており、変な先入観が逆に新鮮な気分にしてくれました。この日はフリーマーケットが開かれていたこともあり人は多かったですが、公園を横切るように鯉のぼりが泳ぎ、その下で部活動らしき若人が汗を流していました。


（昭和公園「太陽の広場」　－昭和公園内 2012/05/13－）

　私の将来のような初老のカメラマンが幾人もおりツツジを熱心に撮っていたのも、公園内で気が楽になった理由のひとつかもしれません。




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