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1373)房総ワンデイハイク 土気駅(8景目 小食土廃寺跡)

2012年07月06日 | 千葉彷徨
昨日の朝刊を開いたら1面トップに「ヒッグス粒子」の文字か踊っていました。ノーベル賞級の大発見らしいですが、文系中年は記事を読んでもちんぷんかんぷんでした。されど紙面からは記者の高揚した気持ちが伝わってきましたので、きっと凄い発見なのでしょう。



 「房総ワンデイハイク」、今回は昭和の森の中の風景です。前回ご覧いただいた「太陽の広場」は公園北西部にありますが、その端に「小食土廃寺跡」の説明板が建っています。

 741(天平13)年、聖武天皇が「国分寺建立の詔(みことのり)」を発し、各地の豪族が競って寺院を建てました。千葉県内にも上総(かずさ)・下総(しもうさ)・安房(あわ)の3国に国分寺が建てられましたが、この地にも寺院が建てられたようで、8世紀後半の寺院跡が発見されました。


(太陽の広場と小食土廃寺跡 -昭和公園内 2012/05/13-)

 説明板によると、東西15メートル南北12メートルの御堂の土台や倉庫の跡が見つかったそうで、「土台の規模から御堂を推定してみました」と書いてありましたが、肝心の推定図部分は剥がれていてその様子を伺うことはできませんでした。公園来訪者で目を留める人はきっと皆無なので影響は無いのでしょう。

 小食土廃寺跡の南西には萩生道遺跡(おぎゅうみちいせき)があります。こちらは8世紀の建物の遺構が発見された場所です。発見された2棟の掘立柱の建物跡だそうで、古代の神社と思われる想像図が説明板に描かれていました。


(荻生道遺跡はこの下でしょうか -昭和公園内 2012/05/13-)




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