3388）千葉彷徨 外周の車窓（６景目 銚子～外川）

　江刺出身の故大瀧詠一氏の曲を駅の発車メロディにしようという動きがあるそうです。昨今あちこちの駅でその地にゆかりのある方や作品の曲を発車メロディにしており、盛岡駅も新幹線ホームでは小田和正氏の「ダイジョウブ」が使用されています。大瀧氏の曲だと何がふさわしいでしょう？「風立ちぬ」「君は天然色」あたりの曲調だと発車にふさわしい気がしますが、陽気に「三ツ矢サイダー」も面白いかもしれないなぁ・・・こういうことを考えている時が一番楽しいのかもしれません。



　「外周の車窓」を再開します。再開最初は当店３度目の銚子電鉄の車窓です。座席がさらりと埋まって銚子駅を発車しましたが、すぐに最初の停車駅「仲ノ町（なかのちょう）駅」に到着です。車庫が隣接している駅ですが、構内には廃材が積まれており、雑然としています。運行に支障の無い部分には経費をかけない、という気概？を感じてしまいました。


（仲ノ町駅構内　－銚子市新生町 2020/06/14－）

　のんびり走っては観音駅・本銚子駅・笠上黒生駅・西海鹿島駅・海鹿島駅と停車していきます。線路のすぐそばまで民家や木々が迫る場所もあり、枝が列車を叩いたりもします。


（海鹿島駅のあじさい　－銚子市小畑新町 2020/06/14－）

　海鹿島駅を後にするとトウモロコシやキャベツ畑が広がります。以前もカメラを構えましたが、今回もシャッターを切ってしまいました。


（海鹿島駅～君ヶ浜駅間　－銚子市小畑新町 2020/06/14－）

　最後の途中駅である犬吠駅で乗客はあらかた降りてしまい、車内は一気に閑散となりましたが、乗客が多かろうと少なかろうと電車は淡々と走り、終点の外川（とかわ）駅に到着しました。


（犬吠駅～外川駅間　－銚子市犬吠埼 2020/06/14－）



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