3067)房総ワンデイハイク 流山市（４景目 矢河原の渡し跡）

　台風15号が去ってから９日目、千葉の停電は全面復旧にはほど遠く、17日夜現在で６万戸が停電しています。毎日のニュースで現地の方々のご苦労されている様が報じられていますが、一連の災害報道に何となく違和感を感じています。被害も受けず、冷房の効いた部屋で被災された方々を案じるような私になんだりかんだり論じる資格はありませんが、このもやもやした気持ちの原因を自問しています。



　房総ワンデイハイク、流山市の４景目です。前回御覧いただいた広小路から西側の路地へ入ると堤防が現われ、上ると眼前に江戸川が現われました。江戸川は奉公日は毎回渡っていますが、ここで見る江戸川とは全然違いますね。ちなみにこのあたりの対岸は埼玉県三郷市です。


（流山から見た、江戸川下流方向　－流山市加 2019/09/01－）

　今立っている場所にはかつて「谷河原（やっかわら）の渡し」があり、標柱が建っていました。1960（昭和35）年頃まで渡し船が行き来していたそうです。標柱を見ると、上流・下流それぞれ１キロちょっとの地に渡し船の跡があると記されていました。比較的短距離に渡し船乗り場が設けられていたのですね。それだけ需要があったということなのでしょう。


（標柱１本に当時を偲ぶ・・・　－同上－）

　こうしてみると、江戸川下流から利根川合流点まで、川沿いに歩いてみたくなりますね。達成感がありそうです。


（上流にはどのような風景が？　－同上－）　
　
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