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「素直になる」ってどういうこと？【後編】
すすみん◎
「あのさ、仲直りするのと、しないのと、どっちがいいと思うの？」
「そりゃ仲直りするのがいいのに決まってるじゃないですか？」
「じゃあ、やっぱり自分から、がいいと思うよ、その方があとできっとスッキリするから」
「……とにかく嫌です」
「おまえさ、素直になれよとか、昔から周りに言われたことなかった？」
「……」
「人間素直が一番だよ？」
「……その素直になるっていう意味がわからないです。僕が自分からわびを入れるのはいやだと思う気持ちは、素直な気持ちじゃないんですか？」
なかなか鋭い指摘です◎
私なりに考えました◎
「……すこししっかり聴いてもらわないとわかりにくいかもしれないけど、素直になるっていうのは、自分の“良心”に“素直になる”っていうことだよ◎ 人間の心の中っていうのは、たとえば怒りとか、喜びとか、楽しいとか、そういったあるひとつの感情ですべて埋め尽くされているような状態というよりは、さまざまな気持ちが複雑に混じりあっていることが多いんだよ◎」
「……」
「たとえば将来スポーツ選手になりたい！ と思っている人がいるとして、夢がかなったときに得られる喜びに対する期待の感情が心の中にある一方で、もしなれなかったらどうしようといった不安の感情があったりもする、というのをイメージしてもらえればわかると思うけど、人の心の中というのは、相反する感情が同時にわきあがるようなことだって、ときとしてあるような感じなんだよ◎」
「……」
「で、“素直になる”というのは、そんな複雑に混じりあった様々な感情の中から、一番自分の良心に近い感情に正直になるということだと思うよ◎ 良心っていうのは、一番前向きなとか、一番キレイな気持ちのことで、それに逆らわないっていうことだよ◎ そして、それができる人は、実は一番人生を楽しめる生き方ができる人で、今までおまえさんの周りに“素直になれよ”って言ってくれている人がいたとするなら、そういう人は、人生をもっと楽しめよ、と言ってくれていたんだと思うよ◎ 今回の場合は、本当は仲直りしたいんでしょ？ だったら、その気持ちに素直になることだと思うよ◎ そこに素直になれないから、物事がますますややこしくなっちゃうんじゃないかな？ 今回がいいチャンスだと思うから、すこし時間取るから、自分の心の中をしっかり見つめてみてごらん◎ 紙に書いてまとめるのもいいと思うから、紙と鉛筆を持ってくるね◎」
といって、一端部屋を出て、生徒ひとりで考えてもらいます◎
ここまでしっかり聴いてくれた生徒なら、まず良い結果になりますね◎ 教官冥利に尽きるってもんです◎ やっぱり人間、素直が一番ですね◎
私は出会うみなさんと、もっともっと仲良くなりたいし、お互いの人生がより良くなるよう、支えあっていきたいです◎ お互い腹を割って話せるようになりたいし、なにかあるなら力になりたいから、どんどん伝えてほしい◎ お互いオープンな気持ちで話し合える人間関係を、この人だったら築きあえるかもしれないと思ってもらえたらとっても嬉しいです◎
普段はお互いの生活があります◎ でもなにかあったら、支えあえるような人間関係を、そんな「絆」関係を、私は多くの人と結び合いたいと思っています◎
これが私の素直な気持ちです◎ 皆さんの素直な気持ちがもし私と同じならうれしいです◎
キレイ事のように聞こえるでしょうか？ そう思われるのならば、それは私のいたらなさだと思います◎ どこか作り物の言葉のような印象を持たせてしまうような、その程度の人間というわけです◎ でも良心にウソはついていないので、自分自身、楽は楽です（笑）
これからも、現状はしっかりとみつめながら、さらに自分を磨いて、楽しく生きていきます◎
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「素直になる」ってどういうこと？【後編】
すすみん◎
「あのさ、仲直りするのと、しないのと、どっちがいいと思うの？」
「そりゃ仲直りするのがいいのに決まってるじゃないですか？」
「じゃあ、やっぱり自分から、がいいと思うよ、その方があとできっとスッキリするから」
「……とにかく嫌です」
「おまえさ、素直になれよとか、昔から周りに言われたことなかった？」
「……」
「人間素直が一番だよ？」
「……その素直になるっていう意味がわからないです。僕が自分からわびを入れるのはいやだと思う気持ちは、素直な気持ちじゃないんですか？」
なかなか鋭い指摘です◎
私なりに考えました◎
「……すこししっかり聴いてもらわないとわかりにくいかもしれないけど、素直になるっていうのは、自分の“良心”に“素直になる”っていうことだよ◎ 人間の心の中っていうのは、たとえば怒りとか、喜びとか、楽しいとか、そういったあるひとつの感情ですべて埋め尽くされているような状態というよりは、さまざまな気持ちが複雑に混じりあっていることが多いんだよ◎」
「……」
「たとえば将来スポーツ選手になりたい！ と思っている人がいるとして、夢がかなったときに得られる喜びに対する期待の感情が心の中にある一方で、もしなれなかったらどうしようといった不安の感情があったりもする、というのをイメージしてもらえればわかると思うけど、人の心の中というのは、相反する感情が同時にわきあがるようなことだって、ときとしてあるような感じなんだよ◎」
「……」
「で、“素直になる”というのは、そんな複雑に混じりあった様々な感情の中から、一番自分の良心に近い感情に正直になるということだと思うよ◎ 良心っていうのは、一番前向きなとか、一番キレイな気持ちのことで、それに逆らわないっていうことだよ◎ そして、それができる人は、実は一番人生を楽しめる生き方ができる人で、今までおまえさんの周りに“素直になれよ”って言ってくれている人がいたとするなら、そういう人は、人生をもっと楽しめよ、と言ってくれていたんだと思うよ◎ 今回の場合は、本当は仲直りしたいんでしょ？ だったら、その気持ちに素直になることだと思うよ◎ そこに素直になれないから、物事がますますややこしくなっちゃうんじゃないかな？ 今回がいいチャンスだと思うから、すこし時間取るから、自分の心の中をしっかり見つめてみてごらん◎ 紙に書いてまとめるのもいいと思うから、紙と鉛筆を持ってくるね◎」
といって、一端部屋を出て、生徒ひとりで考えてもらいます◎
ここまでしっかり聴いてくれた生徒なら、まず良い結果になりますね◎ 教官冥利に尽きるってもんです◎ やっぱり人間、素直が一番ですね◎
私は出会うみなさんと、もっともっと仲良くなりたいし、お互いの人生がより良くなるよう、支えあっていきたいです◎ お互い腹を割って話せるようになりたいし、なにかあるなら力になりたいから、どんどん伝えてほしい◎ お互いオープンな気持ちで話し合える人間関係を、この人だったら築きあえるかもしれないと思ってもらえたらとっても嬉しいです◎
普段はお互いの生活があります◎ でもなにかあったら、支えあえるような人間関係を、そんな「絆」関係を、私は多くの人と結び合いたいと思っています◎
これが私の素直な気持ちです◎ 皆さんの素直な気持ちがもし私と同じならうれしいです◎
キレイ事のように聞こえるでしょうか？ そう思われるのならば、それは私のいたらなさだと思います◎ どこか作り物の言葉のような印象を持たせてしまうような、その程度の人間というわけです◎ でも良心にウソはついていないので、自分自身、楽は楽です（笑）
これからも、現状はしっかりとみつめながら、さらに自分を磨いて、楽しく生きていきます◎
一番したいこと＝協調・平和
であるということがうれしくありがたいですね。
人間てすばらしいですね。
よき話をありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。
コメントありがとうございます◎
素直な生き方をするためには、
日ごろから自分の内面を見つめていくことを
しておく必要があるのかなと思っています◎
そうしておかないと、その場の感情に
流されて、あとから考えたらまったく自分の
本意ではなかったと思うようなことを
してしまうことがあるので◎
＞私は出会うみなさんと、もっともっと仲良くなりたいし、
お互いの人生がより良くなるよう、支えあっていきたいです◎
お互い腹を割って話せるようになりたいし、
なにかあるなら力になりたいから、どんどん伝えてほしい◎
渋谷の事件・・・話を取り違えていたのですね・・・失礼致しました。
「私も手を離し、
「ごめんね、とおりすがりで出すぎたことしちゃって」
と言ったら、
「いや、いいっスよ」と返してくれました。」と
・・・すすみん◎さんの とっさに出た行動と短くても どこか温かい会話・・・。
やはり すすみん◎さんの おこころの底に
このような想いが おありになったからだったのですね・・・。
＞でも良心にウソはついていないので、自分自身、楽は楽です（笑）
スーパーのレジで 店員さんが
「ありがとうございます！」と
私の手に包み込むように 笑顔で
おつりを入れてくださると
一日の疲れが取れるように
ほっと癒されるときがあります。
「ありがとう」のひと言や笑顔や・・・喜ばれることに 喜びを感じたり・・・
そんな「こころ」が 人はみな誰しもあって・・・
人と人との触れ合いの中で 本当はその喜びを分かち合いたくて・・・。
自分の 良心に 素直になる・・・。
他人に対して素直になることより
ずっと しあわせで ずっと 楽しいことなのではないでしょうか？
すすみん◎さん 素晴らしいお話を ありがとうございました！
『素直』これは本当に本当に厄介。
そう在りたいしそうありたくない。
自分であって、自分や無くなるようなハザマがある。
素直になれといわれて、、、
というと、
『勉強しろ！』というと勉強したくなくなるというあの感覚に似ているかもしれない。
本来素直になりたい。
だって、本当の本質の自分だから。
でも、今の自分の周りには守ってきた通念とか思い込みとかある。
それまで生きてきて、いい悪い、もっといいというのはおいておいて、実績がある。
今がある。
そして、今からの変化はとにかく不安。
いろいろあるわけ。
『素直』厄介。
ずっと寄りそっていたい言葉、、
ちゃんと分かってる。
素直になるときを自分がじんわい作る。。
創ろうとしているのだ。
だって、素直で痛いから。。
だから、
そんな場を創ることを助けてほしいと思った。
素直になれなんて、
自分が相したいと分かっていることをいわないで、、、
松下幸之助さんが言った。
70にして素直の一歩にたったと。
素直って厄介。
恋愛みたいです。