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目眩く思想世界擬きと言霊フロンティア
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12/3(SAT) Diary

2005年12月04日 23時46分36秒 | Diary
 烏丸北大路、大谷大学の南に至成堂という古本屋がある。歴史研究会の会長に教えてもらったのであるが、洋書専門店で英語のみならずフランス語、ドイツ語、ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語などの古典が山のようにある。聖書やホメロスやカエサルからレクラム文庫まで、世界史の教科書に出てくるような書籍は大体原書で手に入るようだ。まぁ理系の人は普通こんなところには来ないんだろうなぁ。

 19時。京都薬科大のオケを聞きに長岡京の文化記念会館まで行く。友人がバイオリンをやるので是非見に来てくれと言われたのだ。僕も楽器に憧れたことはあったが、ついぞやり始めることはなかった。その点では彼が羨ましい。最初はスッペの『軽騎兵』で、これはノリがよい有名な曲だ。それからチャイコフスキーの『眠れる森の美女』、終盤のディズニーの有名なメロディーしか知らなかったのだが、チャイコフスキーの三大バレエなのだとか。休憩をはさんでセザール・フランクの交響曲ニ短調、フランスを代表する交響曲だというが、フランクという作曲家すら聞いたことがなかった。フランスとオケ自体があまり結びつかないような感がある。何となく辛気臭いもったいぶったような旋律がフランスっぽいのかもしれないが、意外にその時の気分にハマった。指揮者もいかにもベテランというオーラがにじみ出ていてよかった。ただ、ホールの反響が物足りなかった。僕らが高校のときにセッティングしていた大講堂の反響板の方が出来がいいように思える。

 その後高校のOBの家で飲み会。先輩と何故か先生もいて、話が盛り上がった。それから4人で朝までホラー映画を見た。というわけで今めちゃんこ眠い。