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目眩く思想世界擬きと言霊フロンティア
Depuis 2005/05/19

夢現

2006年07月15日 10時33分31秒 | Dream
今回の主役は高校の友人Xだった。しかもかなり頭のいい方に入る奴だ。
これ以上語ると色んな人に感づかれそうなのでやめておくw
最初高校の仲間(かなり大人数)とゲーセンみたいなところにいた。
それもただのゲーセンじゃなくてめちゃめちゃ広いところで戦闘機だか巨大ロボットだか(w)に乗ってマジで撃ち合うとかいう洒落にならないゲームをやっていたのだ。何故かみんなゲームを楽しんでいた。第一、今回の夢は死臭がしなかった。
そのうちみんなある空間に閉じ込められていることに気付きだした。
そしてそれがXの仕業だということにも。
みんなは元の世界に戻るためにXを締め上げて魔法(?)を解かせることにした。
そこから先どうなったのか覚えてないが、僕の深層心理はいったいXを魔法使いかなんかと本気で思っているのだろうか。まぁストーリー的にも小説みたいでぶっとんでて楽しい夢だった。

で、もう一つ興味深かったのは夢の中で
こんな夢前にも見たなぁ
と思っていたことだ。
これは僕が夢を夢としてはっきり認識していることを意味するのか?
だとしたらかなりの進歩だ。夢を夢としてとらえるとか夢と現を夢の中で区別するとかやれ明晰夢だとかやれドリームマスターだとかなんて能力は僕には今まで備わっていなかったはずだから。
さらに言うと、目覚めてからよく考えたら(記憶の限りでは)実はこんな夢は見たことがなかった。
夢の中のデジャヴュ。
つまり夢の中で「前に見た夢の記憶」をでっち上げているということなのか。
それとも、夢の中で夢を見るという体験がそろそろできるようになってきたということか。
この答えは一問目の答えがyesかnoかによってまた変わってくるわけだが、いやはや未だ夢見心地の頭にはまだまだ整理がつかないなぁ。それに、夢って時間が経つと霧のように消えてしまうものだし。どっちも同じムだし。
まぁ何にしても、感覚的には途切れのないかなり長い夢だったから、そういう夢みたいなこともありえるのかもしれないが。
こういうことって結構普通にあるのだろうか。

とこんなことばかり書いているととうとう「夢」という字がゲシュタルト崩壊を始めた・・・この字いったいなんて読むんだっけ?食べられる草の一種にも見えなくもない。なんとなく『蟲師』の最初の方の話を思い出した。なんだか化けて夢に出そうだ。

P.S.
角川『新字源』で調べてみたら、「夢」という字の「夕」を除いた部分は「暗い」という意味を表すということだ。ベツと読むらしいから、「蔑」にもつながるのかな。