罪と罰。

今年のＧＷも終わろうとしています。


おそらく今までの人生の中で、そしてこれからの人生においても、
今年のＧＷほど辛い思いをした日々は無いと思います。


４月の終わり頃、つくもは二人の生徒の心を深く深く傷つけました。
その二人というのは、何度かこのブログの中でも書いたあの二人です。
つくもが何に代えても守りたかった二人を、



自分自身が傷つけてしまいました。



現在、その二人から避けられています。
「表面上ならともかく、本当に仲直りというのは今すぐにはできません。
　話したり関わったりすることを拒絶してしまう状態です。
　時間がかかると思います。
　今は本当に放っておいて下さい。」と。

根が真面目な子ですから、彼女も色々悩んだのでしょう。
つくもがひとつ間違いを犯したからと言って過去の全てが消えるわけではない。
でも、感情的な部分で納得ができないのでしょう。

「みんながただ幸せになるんだ」なんていう、
絵本の話みたいなことを想い描いてきたのですが、
やはり、絵本の中の話だったみたいです。


さて、お決まりの話で大変恐縮ですが、
その日からつくもは激しい自己嫌悪と後悔の念にかられることとなりました。

考えたところでどうにもならないことを延々と考え続け、
客観的に見れば本当にウザイくらい悩んでいました。


この連休の間は、
「考えないようにすることだけを考える」という一見矛盾したことに全てを注ぎました。

連休前半は天気の良い日が続きましたが、
どこかに出かけるような気分でもないし、
車の運転をするといろいろ考えてしまうのでずっと家でひきこもっていました。

毎朝、歯磨きをする度に気持ち悪さにえづきました。

ゲームや映画は何も考えることなく時間が潰れるので大変助かりました。
この連休中につくもは、
「踊る大捜査線」のシリーズを全部見ました。
ＳＰ放送を含めたＴＶ版、映画の１作目２作目、室井慎次も真下正義も全部。
日本広しと言えども、わざわざＧＷに全部見た人はつくもぐらいじゃないでしょうか？（苦笑）

つくもは普段自分からメールや電話をする方ではあまりないのですが、
この連休中はいろんな人に連絡を取りました。
病んだ青少年みたいなことを言いますが、
デジタル信号であっても誰かと繋がっていると思わないとバラバラになってしまいそうだったから。
直接顔を合わせることの余りなさそうな友達を選んで電話をかけたりする自分が卑怯だと感じました。
そんな状態であっても、心配をかけたくないというプライドがまだあるのですから。
連絡させて頂いた方、この場を借りてお礼を言います。

辛かったのは、部活と就寝でした。
この連休中から過去と訣別して再び部活の指導に行くようになったのですが、
どうしても二人のことを考えずにはいられないし、
その二人の「空白」を感じることは辛かったです。
部活に残った生徒とは外部コーチの件などを巡って、
感情的なしこりがお互いにまだあります。
そのこともまた、自分が孤独な存在であるということを際だたせました。

部屋を暗くして寝ようとすると容赦なくネガティブな考えが襲ってきました。
目を閉じた瞬間に眠ってしまえるように、
なるべく夜更かしをして布団に入りました。
それでも、３時や４時に目が覚めてしまう日々が続きました。
（これがアレですね）


ひたすら「忘我」に努めた連休だったように思います。
時間なんていう頼りないものにすがり、
自分から追いつかれないように逃げて逃げて……。



結局何も変わっちゃいない。

みんなが、いや、せめて自分に関わる人が幸せになるように、
誰も悲しんだり傷ついたりしないようにと、
勉強をしたり経験をしたりしてきたはずなのに、
澄み切った５月の青空の下で空を見上げているのは、
守りたかったものも守れず、自分から逃げている自分だった。


まるで出来の悪いおとぎ話みたいです。


こういうことを書くと、
また「かわいそうがられたがり」とか「自慰行為」って言われちゃうんでしょうね（苦笑）
これは人に見せるような文章ではなくて、
それこそまさに「チラシの裏に書いとけ」って感じなんでしょうけど、
なんかやっぱり書かずにはいられないんですよ。病気ですね。


もう少なくともこの場ではこのことに触れないようにしようと思います。
ここを訪れて下さる方が読みたい文章はこんなんじゃないでしょうしね。



明日から仕事。がんばりますっ！