ロード世界戦をDNFで終えた別府史之選手の(ディスカバリーチャンネル)ブログに
今回のレースでのサポートスタッフに対する記述があった。
(詳細はこちらを)
また、その記述を裏付けるように今回の世界戦に帯同したnippo梅丹の小松メカの
ブログにもスタッフ不足についての記述があった。
おそらくFumyの言っていることは選手として正しい主張だろう。
以前より市川さん(現ヴィテス代表)がレース中継の際に、
過去の日本チームのスタッフのレベルについて言及したこともあったし...。
ただ、選手がエリート3人、女子1人、U23が3人に対し、
監督、コーチ、メカ2人、マッサー2人+現地スタッフ?と言う体制なら、
質はともかく量としては決して少なくないとは思うのだが...。
裏を返せば、ディスカバリーチャンネルの体制はそれだけ恵まれていると言う
証明なのではないだろうか?
ただ、今回の世界戦の件については、選手がプロなのだからスタッフもプロであるべき
だったんだろうな、とは思う。
求められるのは量より質、なんだろうね。
(Fumyのブログによるとスタッフ個々の仕事は素晴らしかったが、
コミュニケーションが良くなかった、と書かれている)
ロードレースって結構メンタルなスポーツだから。
レベルが上がれば上がるほど、サポートスタッフの重要度が増すのだと思う。
エキップアサダは選手だけでなく、サポートスタッフの育成も行っているような感があるが、
やはり浅田監督自身がサポートスタッフの重要性を認識しているからなのだろう。
じゃぁ、最近はサポート側ばっかりの自分はどうなんだろう?
選手は自分の仕事に満足してくれているんだろうか?
サポートしている選手はアマチュア。もちろん自分もアマチュア。
だからいい加減でいいか?って、そんなことは決してない。
ボランティアだろうが何だろうが、サポートを引き受けたら、
精一杯のことをしてあげるべきだ。
選手はみんな真剣に競技に取り組んでいるのだから。
そうは言っても、実際には毎回反省ばかり。
もっと、何か出来たんじゃないかって。
ただ、常に心掛けているのは、選手の気持ちになって考えようってこと。
選手が欲している情報はトップとの差なのか?それとも前のパックとの差なのか?
どうやったらボトルが取り易いのか?自分の位置がわかり易いのはどの位置だ?
山頂ゴールなら、ゴールしたらすぐにサドルを押してあげないと。
夏のレースならゴール後に冷たい飲み物を欲しがるだろう etc。
こんなことは誰かから教えてもらうものではなく、
やはり選手とのコミュニケーションから覚えていくものだろう。
そのためには選手はFumyのようにしっかり主張することも大事。
スタッフがボランティアだからって遠慮する必要はないと思う。
そうやって、アマチュアレベルでもスタッフが育ってくれば、
もっともっと、ロードレースのレベルが上がっていくのではないだろうか。
実際、実業団ロードでもBR1ではサポート無しでは辛いだろうし、
MTBのJシリーズならエリートだけでなくエキスパートもサポートは必要だろう。
そして、そんなアマチュアスタッフの中からプロのスタッフが出てくる。
そう言うサイクルができなければ、日本の自転車競技のレベルは上がってこないと思う。
選手だけでなく、スタッフもプロにならないと、ヨーロッパ各国との差は広がる一方。
日本の競技レベル向上のためにも、今回の世界戦の失敗を教訓とし、
協会内でサポートスタッフの重要性を再認識し、
今後のナショナルチームの環境改善へ繋がることを願うばかりだ。
PS.誤解の無いように補足説明を。
ナショナルチームと言う性格上、選手だけでなくスタッフも寄せ集めになってしまう。
常に一緒に仕事をしているチームスタッフなら”あうん”の呼吸で対応できることも、
いきなり集まって出来るものではないと思う。
それだけに、選手とスタッフが積極的にコミュニケーションをとって、
選手が100%力を発揮できるような環境にしていくように
協会側がリーダーシップをとっていってもらいたい、と言いたかったのである。
(年間を通じてナショナルチームを海外派遣する、等々)
今回のスタッフの皆さんは個々の能力はプロフェッショナルであり、
自分など足元にも及ばない方々である、と言うことも付け加えておく。
今回のレースでのサポートスタッフに対する記述があった。
(詳細はこちらを)
また、その記述を裏付けるように今回の世界戦に帯同したnippo梅丹の小松メカの
ブログにもスタッフ不足についての記述があった。
おそらくFumyの言っていることは選手として正しい主張だろう。
以前より市川さん(現ヴィテス代表)がレース中継の際に、
過去の日本チームのスタッフのレベルについて言及したこともあったし...。
ただ、選手がエリート3人、女子1人、U23が3人に対し、
監督、コーチ、メカ2人、マッサー2人+現地スタッフ?と言う体制なら、
質はともかく量としては決して少なくないとは思うのだが...。
裏を返せば、ディスカバリーチャンネルの体制はそれだけ恵まれていると言う
証明なのではないだろうか?
ただ、今回の世界戦の件については、選手がプロなのだからスタッフもプロであるべき
だったんだろうな、とは思う。
求められるのは量より質、なんだろうね。
(Fumyのブログによるとスタッフ個々の仕事は素晴らしかったが、
コミュニケーションが良くなかった、と書かれている)
ロードレースって結構メンタルなスポーツだから。
レベルが上がれば上がるほど、サポートスタッフの重要度が増すのだと思う。
エキップアサダは選手だけでなく、サポートスタッフの育成も行っているような感があるが、
やはり浅田監督自身がサポートスタッフの重要性を認識しているからなのだろう。
じゃぁ、最近はサポート側ばっかりの自分はどうなんだろう?
選手は自分の仕事に満足してくれているんだろうか?
サポートしている選手はアマチュア。もちろん自分もアマチュア。
だからいい加減でいいか?って、そんなことは決してない。
ボランティアだろうが何だろうが、サポートを引き受けたら、
精一杯のことをしてあげるべきだ。
選手はみんな真剣に競技に取り組んでいるのだから。
そうは言っても、実際には毎回反省ばかり。
もっと、何か出来たんじゃないかって。
ただ、常に心掛けているのは、選手の気持ちになって考えようってこと。
選手が欲している情報はトップとの差なのか?それとも前のパックとの差なのか?
どうやったらボトルが取り易いのか?自分の位置がわかり易いのはどの位置だ?
山頂ゴールなら、ゴールしたらすぐにサドルを押してあげないと。
夏のレースならゴール後に冷たい飲み物を欲しがるだろう etc。
こんなことは誰かから教えてもらうものではなく、
やはり選手とのコミュニケーションから覚えていくものだろう。
そのためには選手はFumyのようにしっかり主張することも大事。
スタッフがボランティアだからって遠慮する必要はないと思う。
そうやって、アマチュアレベルでもスタッフが育ってくれば、
もっともっと、ロードレースのレベルが上がっていくのではないだろうか。
実際、実業団ロードでもBR1ではサポート無しでは辛いだろうし、
MTBのJシリーズならエリートだけでなくエキスパートもサポートは必要だろう。
そして、そんなアマチュアスタッフの中からプロのスタッフが出てくる。
そう言うサイクルができなければ、日本の自転車競技のレベルは上がってこないと思う。
選手だけでなく、スタッフもプロにならないと、ヨーロッパ各国との差は広がる一方。
日本の競技レベル向上のためにも、今回の世界戦の失敗を教訓とし、
協会内でサポートスタッフの重要性を再認識し、
今後のナショナルチームの環境改善へ繋がることを願うばかりだ。
PS.誤解の無いように補足説明を。
ナショナルチームと言う性格上、選手だけでなくスタッフも寄せ集めになってしまう。
常に一緒に仕事をしているチームスタッフなら”あうん”の呼吸で対応できることも、
いきなり集まって出来るものではないと思う。
それだけに、選手とスタッフが積極的にコミュニケーションをとって、
選手が100%力を発揮できるような環境にしていくように
協会側がリーダーシップをとっていってもらいたい、と言いたかったのである。
(年間を通じてナショナルチームを海外派遣する、等々)
今回のスタッフの皆さんは個々の能力はプロフェッショナルであり、
自分など足元にも及ばない方々である、と言うことも付け加えておく。