北陸にロードレースシーズンの到来を告げる内灘ロードレース。
今年で24回目を迎えた、ホビーレース界のクラシックレース。
この大会、ほぼフラットな干拓地の1周13.3㎞のサーキットを
周回するスプリンター向きのコースだ。
我々の出場するチャンピオンクラスはここを5周(約66㎞)する。
bridler moonからはboss、元気、M口、taji、銀蝿、富士太の6人が出走。
ウチのチームに大集団ゴールを狙うスプリンターはいない。
と言うより、みんな社会人なので危険なことはしない。
だからと言って、レースを傍観する気はない。
常に主導権を握り、逃げグループを作って、その中で勝ちに行く作戦だ。
チームとしては前半は脚のあるM口と元気の2人で逃げグループに反応し、
レース後半にエースのbossが動いて逃げグループを作ると言うシナリオ。
taji、銀蝿、富士太は不測の事態に対応するため、bossの周りで待機する。
スプリンター向きの内灘ロードだが、チャンピオンクラスでは逃げる意志を
持った選手も多く、逃げが決まることも多々ある。
今回の大会はロードの全日本選手権とXCのジャパンシリーズ田沢湖大会の
日程と重なっていることもあり、選手層はちょっと薄めか?
一番の有力選手はウイルワークスのマーク選手だろう。この大会の表彰台の常連だ。
私が以前に所属していたミソノイRTは選手も多く、エースの島沢君は強い。
アシストに何故か北川もいるので要注意だ。
他にもmaxspeed97佐藤さんのような強い人の名前もあるが、
誰が強いのかよくわからないのがホビーレースの怖さでもある。
しかし、今回一番注意しなければならないのは以前紹介したY崎君だ。
彼はスプリンターだが、かつてフランスで走った彼のプライドを
考えると絶対に逃げて勝ちに来るだろう。bossは彼をマークすることに。
予定通り9時50分にスタート。
天候は晴れたり曇ったりで涼しい好コンディション。
風は北東風でホームストレートが追い風。その分バックストレートはきつい。
なるべく集団前方に位置して、展開に対応できるように準備する。
1周目の牧場過ぎから関西大が単独でアタック。
この区間はコーナーも多く、道幅も狭いので絶好のアタックポイントだ。
M口と富士太が上がってペースをコントロール。無理に追わずに泳がす。
京大も集団前方に上がっているが積極的に引く気は無さそう。
川沿いの直線に入ったところでミソノイがアタック。
これにM口も反応し、前の関西大に追いつき逃げグループは3人に。
2周目に入ったところで3人は吸収され、レースは振り出しに。
と思ったら、牧場前の直線で何人かが抜け出す。
ウチの選手も一人入っている。なんとエースのbossだ。
エースが動くにはまだ早い、と思いつつもイイ感じで逃げいている。
一緒に逃げているのはY崎君、佐藤さん、ピンクジャージの人の4人。
かなり良いメンバーだが、まだ脚がフレッシュな集団も簡単には逃してくれない。
長く続いた逃げもホームストレートで集団のペースが上がり吸収。
bossちょっと苦しそう。集団に戻って回復に努める。
3周目の狭い道区間でもまたY崎君含む何人かが逃げたみたい。
しかし、マーク選手と佐藤さんが目の前にいるので慌てない。
と思っているとマークと佐藤さんが道路右隅からアタック。
追いたいがスペースが無い。
しかし、マークのアタックは集団も逃さない。
すぐにペースが上がって吸収。
そして4周目。レースが動くならこの周だと思ったが、
決定的な逃げは決まらず、最終周へ。
スタート地点の橋を渡ったところでY崎君とbossがアタック。
強烈な踏み出しに集団は反応できず、すぐに差が付く。
2人と集団との間でM口がもがくが2人には追いつけず、集団に戻る。
前の2人はどの時点からか判らないが逃げ残っていたピンクジャージの人に
追いつき、逃げグループは3人に。
狭い道区間で3人と集団との差はどんどんと離れる。
向かい風の強いバックストレートに入った時点で集団は完全にお見合い状態。
一気にペースが下がり、ここで完全に逃げは決まったと確信。
無線でアシスト陣に「お疲れ様」と声をかけ、銀蝿とともに集団後方に下がる。
しかし、川沿いのストレートに入ったところで背の高い銀蝿が
「前との距離が詰まってますよ」と言う。
背伸びして前を見ると確かに前の3人との距離は詰まっている。
後で聞いた話だが、Y崎君の脚が痙って逃げグループのペースが落ちたらしい。
こうなると俄然集団は活気付き、一気にペースが上がる。
とうとうゴール手前2㎞で3人は吸収される。
後はスプリンターのいないウチのチームでは為す術も無く、
そのまま集団後方でゴール。
優勝はミソノイの島沢君、2位はマーク、3位はホストチーム深谷の森選手。
ウチのチームとしては、結果こそともなわなかったものの、
常に主導権を握ってレースを進めることができたことは評価できる。
各選手はそれぞれの役割を果たし、貴重な経験を積むことができた。
またチームとしての結束を固める良い機会にもなったので、
今後につながる一戦だったと確信している。
自分も付け焼き刃で仕上げた割に終始余裕を持って走ることができた。
これもクラブランでのスピード練習のおかげだと思う。
ただ、最後まで脚を余していたことを考えると、もっと何かできたのかな?
とも思うが、これは今後の課題としたい。
次は丸岡。今度は上りの練習もしておかないと...。
今年で24回目を迎えた、ホビーレース界のクラシックレース。
この大会、ほぼフラットな干拓地の1周13.3㎞のサーキットを
周回するスプリンター向きのコースだ。
我々の出場するチャンピオンクラスはここを5周(約66㎞)する。
bridler moonからはboss、元気、M口、taji、銀蝿、富士太の6人が出走。
ウチのチームに大集団ゴールを狙うスプリンターはいない。
と言うより、みんな社会人なので危険なことはしない。
だからと言って、レースを傍観する気はない。
常に主導権を握り、逃げグループを作って、その中で勝ちに行く作戦だ。
チームとしては前半は脚のあるM口と元気の2人で逃げグループに反応し、
レース後半にエースのbossが動いて逃げグループを作ると言うシナリオ。
taji、銀蝿、富士太は不測の事態に対応するため、bossの周りで待機する。
スプリンター向きの内灘ロードだが、チャンピオンクラスでは逃げる意志を
持った選手も多く、逃げが決まることも多々ある。
今回の大会はロードの全日本選手権とXCのジャパンシリーズ田沢湖大会の
日程と重なっていることもあり、選手層はちょっと薄めか?
一番の有力選手はウイルワークスのマーク選手だろう。この大会の表彰台の常連だ。
私が以前に所属していたミソノイRTは選手も多く、エースの島沢君は強い。
アシストに何故か北川もいるので要注意だ。
他にもmaxspeed97佐藤さんのような強い人の名前もあるが、
誰が強いのかよくわからないのがホビーレースの怖さでもある。
しかし、今回一番注意しなければならないのは以前紹介したY崎君だ。
彼はスプリンターだが、かつてフランスで走った彼のプライドを
考えると絶対に逃げて勝ちに来るだろう。bossは彼をマークすることに。
予定通り9時50分にスタート。
天候は晴れたり曇ったりで涼しい好コンディション。
風は北東風でホームストレートが追い風。その分バックストレートはきつい。
なるべく集団前方に位置して、展開に対応できるように準備する。
1周目の牧場過ぎから関西大が単独でアタック。
この区間はコーナーも多く、道幅も狭いので絶好のアタックポイントだ。
M口と富士太が上がってペースをコントロール。無理に追わずに泳がす。
京大も集団前方に上がっているが積極的に引く気は無さそう。
川沿いの直線に入ったところでミソノイがアタック。
これにM口も反応し、前の関西大に追いつき逃げグループは3人に。
2周目に入ったところで3人は吸収され、レースは振り出しに。
と思ったら、牧場前の直線で何人かが抜け出す。
ウチの選手も一人入っている。なんとエースのbossだ。
エースが動くにはまだ早い、と思いつつもイイ感じで逃げいている。
一緒に逃げているのはY崎君、佐藤さん、ピンクジャージの人の4人。
かなり良いメンバーだが、まだ脚がフレッシュな集団も簡単には逃してくれない。
長く続いた逃げもホームストレートで集団のペースが上がり吸収。
bossちょっと苦しそう。集団に戻って回復に努める。
3周目の狭い道区間でもまたY崎君含む何人かが逃げたみたい。
しかし、マーク選手と佐藤さんが目の前にいるので慌てない。
と思っているとマークと佐藤さんが道路右隅からアタック。
追いたいがスペースが無い。
しかし、マークのアタックは集団も逃さない。
すぐにペースが上がって吸収。
そして4周目。レースが動くならこの周だと思ったが、
決定的な逃げは決まらず、最終周へ。
スタート地点の橋を渡ったところでY崎君とbossがアタック。
強烈な踏み出しに集団は反応できず、すぐに差が付く。
2人と集団との間でM口がもがくが2人には追いつけず、集団に戻る。
前の2人はどの時点からか判らないが逃げ残っていたピンクジャージの人に
追いつき、逃げグループは3人に。
狭い道区間で3人と集団との差はどんどんと離れる。
向かい風の強いバックストレートに入った時点で集団は完全にお見合い状態。
一気にペースが下がり、ここで完全に逃げは決まったと確信。
無線でアシスト陣に「お疲れ様」と声をかけ、銀蝿とともに集団後方に下がる。
しかし、川沿いのストレートに入ったところで背の高い銀蝿が
「前との距離が詰まってますよ」と言う。
背伸びして前を見ると確かに前の3人との距離は詰まっている。
後で聞いた話だが、Y崎君の脚が痙って逃げグループのペースが落ちたらしい。
こうなると俄然集団は活気付き、一気にペースが上がる。
とうとうゴール手前2㎞で3人は吸収される。
後はスプリンターのいないウチのチームでは為す術も無く、
そのまま集団後方でゴール。
優勝はミソノイの島沢君、2位はマーク、3位はホストチーム深谷の森選手。
ウチのチームとしては、結果こそともなわなかったものの、
常に主導権を握ってレースを進めることができたことは評価できる。
各選手はそれぞれの役割を果たし、貴重な経験を積むことができた。
またチームとしての結束を固める良い機会にもなったので、
今後につながる一戦だったと確信している。
自分も付け焼き刃で仕上げた割に終始余裕を持って走ることができた。
これもクラブランでのスピード練習のおかげだと思う。
ただ、最後まで脚を余していたことを考えると、もっと何かできたのかな?
とも思うが、これは今後の課題としたい。
次は丸岡。今度は上りの練習もしておかないと...。