富士太の減量日記

自転車を下りて早5年。メタボリック領域に片足を突っ込んだ富士太が運動を通じてかつての体型を取り戻す(筈の)日記

読書

2006年04月26日 23時57分18秒 | 書評
昨日、今日と出張だった。
本社のある浜松までは車で往復することが多いが、
今回は一人だったので電車を使った。
同僚の多くは車での出張を好むが、自分は電車が好きだ。
それは読書の時間があるためだ。

忙しい日々を送っていると、なかなか読書することがない。
私にとって出張の際の電車の中が唯一の読書タイムである。
今回は2冊の本を買っていったが、2冊とも面白く
アッと言う間に読み終え、出張先で2冊買い足したほどだ。

持っていった2冊の内の1冊は「リバース」と言う題名。
レーシングドライバー太田哲也氏がレース中の事故で
瀕死の重傷を負い、そこから社会復帰を目指していく過程を
つづったものだ。
前作「クラッシュ」の続編になる。

自分は学生時代、年間に何度も鈴鹿サーキットへ
通うレースフリークであった。
当然、レーサーとしての太田氏のことは知っていた。
しかし、自転車にのめり込むようになってからは
自動車雑誌も買わなくなり、太田氏の事故のことは知らなかった。
たまたま、前作を書店で見つけて、事故のことを知った次第である。

内容については割愛するが、九死に一生を得たものの、
負った傷の重さに絶望感を覚えた筆者が、
様々な葛藤の末、だんだんと考え方が前向きになっていく
様子を正直に表現した内容となっている。

自転車界で言えばランスの書いた「It's Not About the Bike」
(邦題「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」)
に近いものがある。
自分はランスの本も読んだが、太田氏の本の方が
ずっと重みがあるように感じられた。
(ランスの本も続編が出たが、自分は買ってないし、読む気もない。)
それはランスは癌から完全に復活したばかりか、
癌になる前以上の成功を収めているのに対し、
太田氏は重度の障害が残り、プロレーサーとしての
復帰が難しい状態にあるからなのかもしれない。
しかし、それ以上に太田氏の文には飾り気が無く、
正直な気持ちが伝わってくるからではないだろうか。

自分は映画などを見ても、泣かないタイプなのだが、
この本の中では何度も涙腺を刺激された。
電車の車中のため、周りに人がいるので、なんとか抑えたが、
誰もいなければそのまま涙を流したかもしれない。

この本を読むと如何に自分が些細なことで
くよくよしていたんだろう、と言うことを思い知らされた。
筆者の境遇を思えば、我々の抱えている悩みなど、
取るに足らないことばかり。
自分の人生なんだから、悔いの残らないように
もっと頑張らないと、って改めて考え直させる一冊だった。

春のクラシック戦線を振り返って

2006年04月25日 00時58分22秒 | 海外ロードレース
先週末のL-B-Lで春のクラシックレースが一段落したので
私なりの総括を。
今年の春のクラシック戦線を四文字熟語で表せば
「世代交代」が最も適切ではなかろうか。
ちなみに各レースの優勝者とその時点での年齢は
ミラノ-サンレモ        ポッツァート(24)
パリ-ルーベ          ボーネン(25)
ヘント-ウェヴェルヘム     ハスホフト(28)
ロンド・ファン・フラーンデレン カンチェラーラ(25)
アムステルゴールドレース    シュレック(26)
フレーシュ・ワローニュ     バルベルデ(26)
L-B-L           バルベルデ(26)
平均年齢25.7歳
(ちなみにシュレックとバルベルデは4月に26歳になったばかり)

ロードレースの選手の実力的なピークは28~32歳と言われているのに
対し、今年の優勝者達は明らかに若い。
参考に昨年の優勝者は
ミラノ-サンレモ        ペタッキ(31)
パリ-ルーベ          ボーネン(24)
ヘント-ウェヴェルヘム     マッタン(34)
ロンド・ファン・フラーンデレン ボーネン(24)
アムステルゴールドレース    ディルーカ(29)
フレーシュ・ワローニュ     ディルーカ(29)
L-B-L           ヴィノクロフ(32)
平均年齢29歳
これは先の28~32歳ピーク説からすると妥当?な結果。
ボーネンが2つ勝っていなければ平均年齢はもっと上になっただろう。

今年勝った面々は年齢は若いが過去にそれなりの実績がある選手ばかりなので
決してフロッグではないと言えるだろう。
それだけに世代交代が進んでいる印象を受けた。
ただ、ベッティーニ、レベリン、ボーヘルト等のベテラン勢も
このまま黙ってはいないだろう。
シーズン後半のクラシックレースでの彼らの奮闘に期待したい。

ツエーゲン金沢

2006年04月23日 14時27分44秒 | ツエーゲン金沢
ツエーゲン金沢”と言う名のサッカーチームを応援している。
昨年までの金沢SCが母体となって、Jリーグを目指して今シーズン発足したチーム。
現在は北信越1部リーグに所属しており、当面は来期のJFL入りを目指す。

この開幕戦と第3戦が家から歩いて5分の津幡町陸上競技場でゲームがある。
当然開幕戦は観戦した。そして、今日が第3戦。
早々に練習を終えた、あとは家族サービスと言うことで、
買い物に付き合って、そのまま家族3人で競技場へ。

初戦、2戦と7-0、7-0と楽勝だったのだが、果たして今日は...。
今日の相手は松本山雅。
向こうも開幕2連勝中で、J昇格を目指しているチームだ。

試合は今までの楽勝パターンとは違い、守備の時間が長い。
相手の守備は固く、なかなか攻めのカタチが作れない。
逆に一瞬の隙をつかれて失点。
結局、この1点が決勝点となり、0-1で試合終了。
残念だが、まだリーグは始まったばかり、今後の巻き返しに期待したい。

痛風

2006年04月23日 10時01分16秒 | 自転車あれこれ
会社で同期のヤツが痛風になった。
自分には関係ないと思っていたら、今朝のTV番組で
痛風危険度チェックをやっていた。
5項目全て○→危険度大だそうだ...。
意外だったのはハードなスポーツは駄目ってコト。
無酸素運動が良くないらしい。
自転車は基本的に有酸素運動なのだが、
昨日のような練習の時にはついつい無酸素領域に入ってしまう。

と言うことで今日は昨日の疲れを取るように
平坦路をゆっくりと走った。
風が強く、空もどんよりとしていたが、
乗れるだけでもラッキーと思い、早起きして乗った。
2,3日前までは日曜は雨の予報だったのだから。

今週は10Hくらい乗った。
毎週これくらい乗れれば、お付き合い程度に走る位の
脚力は維持していけるのだが...。

今年初のクラブライド

2006年04月22日 13時51分45秒 | 練習日記
今日は社長が、出張中なので会社には行かず、
久しぶりにブライドラーへ。
今年初めてのクラブライドに参加。
男子5名、女子2名で走り出す。
上市で女子チームと別れてからは、スーパー農道を朝日へ。
今日はみんな大人なカンジでアタックも無く、
桃山球場下の上りはみんなでクリア。
しかし、新川育成牧場の上りではtajiやイナチューから
あっさり千切れ、bossと共に上った。

朝日のローソンで水分補給し、帰りは海岸通で富山に向かう。
ちょい向かい風の中、きれいにローテーションを廻して走る。
滑川の吹きっさらしの中をbossがハイペースで引くのを
何とかツキイチで我慢。
最後の常願寺川沿いのスプリントでもbossの踏み出しに
付けなかった。
それでもとてもいい練習になった。

内灘まであと2ヶ月、出来るだけクラブライドに参加したいものだが...。

始動

2006年04月19日 22時47分31秒 | 自転車通勤
2月の後半より、乗り始めてはいるが
週一回、2時間程度しか乗る時間がないため、
とてもパフォーマンスが向上するとは思えない。

BRIDLERのホームページ
http://www.h7.dion.ne.jp/~bridler/
の日記のコーナーでbossが
強くなるための3要素
①頻度
②時間
③強度
と書いてあった。

今は①②③とも満たしていない。
特に②と③はなかなか難しい状況だ。

そこで①の頻度だけでも上げていこうと思い、
昨日、今日と自転車で通勤した。
片道20㎞弱の道程。以前は練習とは思わなかったが、
今の自分にとっては十分な練習だ、

今の時期は桜の花を見ながら走るので気持ちいい。
明日、明後日は天候が悪いようだが、
来週以降も晴れた日は自転車で通勤しようと思う。

今週末の天気も微妙だが、土曜は時間が取れそうなので
クラブのみんなと走りたいなぁ。