富士太は蕎麦好きである。
蕎麦を好んで食べるようになったきっかけは'97年?に西湖のレースに参加した際、
チームメイトに忍野八海近くの蕎麦屋に連れて行ってもらってから。
boss達とシクロクロスミーティングに通っていた時も、帰りの温泉と蕎麦が楽しみだった。
以前は嫁さんと2人で県内や旅行先で蕎麦屋巡りをしたものだが、
子供が出来てからはフットワークが重くなり、蕎麦屋を訪れるのは年に2,3軒程度か。
昨年、外の蕎麦屋に行ったと言えば、瀬女に行く際の”
そば道楽みたき”と
11月に家族で行った宝達志水町の”
蕎麦処 上杉”くらいか。
上杉は以前、毎年末に年越し蕎麦を食べに行っていたのだが...。
で、食べるだけでは飽き足らず、自分で蕎麦を打ってみたいとはずっと思っていた。
ちょうど、1年ほど前にもらった蕎麦粉があったので、雑誌見ながら初めて打ったのが昨年の11月末。
道具は無いので家庭にあるもので代用して打ってみたが...。
打っている時は「俺って意外と上手かったりして」などと思ったりしたが、
茹で上がった蕎麦は、とても麺と言えないような食べ物ではあった。
それでも、蕎麦の香りが良くて子供も嫁さんも「美味しい」と言ってくれた。
そして、今度はDVD付の本を買って勉強。
こね鉢は嫁さんの実家から借り、麺棒、小間板、包丁を買いこみ、
なんと昨年の大晦日に再チャレンジ。
やはり麺とは言えないものの、家族からの受けは良かった。
そして、3度目の正直。
先週の日曜日に再々チャレンジ。
今度は1年前の蕎麦粉でなく、正月に八尾で買ってきた蕎麦粉を使用。
これが良かったのか、今まで二八蕎麦だったのを3:7にしたのが良かったのか、
初めて麺と言えるような状態に。
切り方が下手くそなので太さはバラバラだったが...。
毎回だが、嫁さんが天ぷらを作ってくれ、天盛り蕎麦。
今回は家族だけでなく姉と姪っ子にも食べてもらったが概ね好評。
だんだんと蕎麦打ちにはまりそうな富士太。
その日の夕方、嫁さんが蕎麦打ちの本を買ってきてくれた。
更に蕎麦職人?を目指す富士太の試行錯誤は続く。