いぬかみっ！ 第１７話・「なんか見えてるっ！」を見て

　今回は、消えてしまった薫を捜すべく、なでしこが啓太達の元に赴くお話。

　さてさて、キタキタキタ赤道斎！噂に違わぬ超hentaiキャラだったな！にしても、あのマッチョ責め…とことん美少女とマッチョの出てくる作品だ…最後には赤道斎自らが怒れるゾウさんならぬマンモスさんを披露、しかも中の人が若本御大とくれば、薫も霞んで当たり前。
　とにかくインパクトのあるキャラだった。仮名さんの先祖ということもオドロキだった（アニメでは二人の関係バラされてたっけ？原作では早い段階で提示されていた）。だから仮名さんは執拗に赤道斎の魔道具を追い掛けてたんだな。
　傍に付いているカラクリ人形も股間にドリル装備とは点どんな怪奇！ドリル男の恐怖ですか。あ、違った。あれは股間にガトリング砲、手にドリルだった。


　…もう一つ。
　なでしこを祭っておかなければならんな。
　今回のなでしこは恥ずかしがる・薫を思って頬を染める・薫を思って泣く…その清楚なキャラがいかんなく発揮されていた。
「薫さまーーーー！」
　その叫びが届いたのかどうか、二人は抱擁し合う…
　俺も三巻までの原作既読組となったが、ことなでしこと薫についてはかなりキワドイ線まで行ってるから、結びつきの強さも尋常じゃない。この二人、かなーり奥が深そう。まだまだ一杯隠し事がありそうだ。

　啓太が赤道斎の元まで迫る過程のマッチョ対決…これぞ「いぬかみっ！」クオリティ。とにもかくにもマッチョ襲来、啓太にとっては地獄そのもの。
　赤道斎が何故マッチョの道にハマったのか…
　逆水平を討ち合う場面、最初が小橋で次が健介…個人的には天龍と川田のが痛そうです。川田の逆水平なんて、『ぱかーん』と、チョップとは思えぬ音がしたもんな…
　途中から只プロレスラーの名前を言っているだけになってしまったのは残念。

　と、いつも以上に濃かったこの回。次回は続きらしいので、また若本＆名塚ボイスを堪能しようか。

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　お話：★★★★・いやー笑った笑った。それでいてなでしこと薫のしっとりとした姿が見られるんだから…贅沢な作品だなぁ。
　作画：★★★★・なかなか。赤道斎がこんなにダンディーだったとは…