涼宮ハルヒの憂鬱 第１３話・「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」を見て

　おーい、みんなー！起きてるかーい？今回、特に後半はほとんど男だけしか出てこないので退屈で憂鬱だぞぉ～♥

　と言うわけで、コンカイノ　ミドコロ。

　ハルヒ、朝倉涼子の急な転校に不信感をもち、彼女の住んでいたマンションを訪れるが…収穫ナシ。それにしたってハルヒという人間は…ごく真っ当に会話も出来る子なのに、普段がどうにも痛い子だからなあ…もはやキョンにしか手綱を任せられないというのも分かるような気がする。いや、古泉が言ったのはそう意味ではないだろうけど、学校では「涼宮はＳＯＳ団のメンバー、特に（通称）キョンに任せておけ」と認識されてそうだな。

　…と思ったら、そのマンションに有希も住んでいた…明らかに無関係ではない。が、有希自身は黙して語らず…キョンの「コイツも飯は食うんだな」という冷静な分析（？）が妙にツボ。黙々とコンビニ弁当を食っている有希の姿を想像するのも楽しい。

　ハルヒの感じた、ちっぽけな自分。
　気付きたくないことかも知れないけど、残念ながら事実。あれだけ大勢の人間がいても、それでもたった２０００分の１の大多数。恐らく、中学に入学した時に何かがあったらしい…それが頻出する「三年前」か。一体どんな事件だったのか、そして何故ハルヒにそんな力が備わったのか…これがお話のハイライトになるのか。今のままでは、ただ「ハルヒは神に近い」と言うことだけしか分からないからな。

　そして…閉鎖空間の中で光の巨人「神人しんじん」が出現。古泉とその同志達は神人をあっさりと狩り、閉鎖空間は消滅…これがハルヒの精神状態によって、出現頻度が変わるらしい…放っておくとこの世と閉鎖空間が入れ替わってしまうんですって。まるでＳＦモノみたいな設定ですわね。あら、一応ＳＦモノでしたっけ？

　で、そのハルヒの面倒を押しつけられた形となったのがキョン。彼もただ一般人に過ぎなかったのが、なぜここまで災禍メイルシュトロームの中心に足を踏み入れてしまったのか…それは「ＳＯＳ団創設をアドバイスしてしまったから」らしいのだが…そもそも、一般人はそんなことすら口に出さなかったのだろうが、何故キョンだけが？というのも謎の一つかなぁ。

　…と、まあ今回はとにかく古泉の説明が長かったと言う印象が強い…ようするに、『幽霊は意識されてこそ幽霊として存在できる』みたいなもんなんですかね。

　さくぞうの半ヲタ日記様で、魅惑的な夏服のハルヒさんのイラストが公開されてますよー。自信満々そうな表情がイイっすね。しかし難しそうなアングルだ…

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　お話：★★★★・最終回に向けて盛り上が…ってねえな。最後の『タメ』の部分なんだろうか。
　作画：★★★★・文句なし…と思ったけど、有希と出会ってから別れる直前までと随分違っていたような…